見出し画像

wedding ring "Grazie"

真夏の大冒険!さながら、熱風の中、はしゃぐ蝉のトンネルをくぐってザクロ文庫にやってきた新郎新婦。ご入籍の日を前に、ご結婚指環の受け取りにお越しいただきました。

新郎新婦ともに幅3.0ミリのシンプルな甲丸のカタチで、素材だけお好きな色味に。新郎はプラチナで、新婦は18金ホワイトゴールドのクリーム色のものを。こだわったのは指環の内側。ミモザがお好きだということで、ふたつの指環を合わせた時に、まんまるのミモザのリースがつながるように入れました。一緒に入れた名前は、打ち合わせの時に新婦が、ささっと書いた文字。その時の勢いそのままに、初々しい気持ちが立ち上がってきます。

植物が好きで、いまはユーカリを育て始めたばかりのおふたり。日々の成長の様子も気になって、日の当たり具合なども気にしつつ、見守っているところ。大好きなミモザの指環をはめた手で、植物たちの世話をする日常が愛おしく、こころも潤う時間となります。

まるくちいさなふわふわの黄色い花がたくさん集まったミモザは、穏やかな気持ちを運んでくれる「幸せの花」。女性に感謝を伝えるイタリアの記念日に、ミモザの花を贈ることから、「感謝」の花言葉がつけられたそう。感謝の気持ちを伝え、思いやり、まあるく円満に。そんな願いを込めて、イタリア語で「ありがとう」の意味”Grazie”(グラッツェ)の言葉を指環に選びました。

おじいちゃん、おばあちゃんになっても、若々しく、輝く瞳のままに。「ありがとう」と向ける笑顔に、たいせつなものを見つけたような。宝物はすぐ近く、手の届くところにあるのかも知れません。感謝の輪っかが幸せを運び、いつまでもおふたりを強く固く結びますように。

wedding ring:Pt、K18white gold(cream) 





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?