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wedding ring "sowaka"

先日出店したの本多の森のイベントと新郎新婦が金沢旅行に来られるタイミングが一緒だったので、"森のなか"でのお渡しとなったご結婚指環。しっとりと濡れた緑に玉のように露が結ぶなか、ちょうど晴れ間が見えてまぶしく輝き、澄んだ空気に満たされ、巨樹たちがおふたりを祝福してもてなしてくれたようでした。

そんなおふたりの指環は、それぞれの好みを尊重して、新郎はシンプルに甲丸のデザインで18金のホワイトゴールドのシックな色味のものを。新婦は少し丸みのあるフラットなデザインに、ひねりを入れたようなラインを3本入れて。素材は18金のホワイトゴールドのクリーム色に1/3の部分をシャンパンゴールドを組み合わせました。ラインの陰影とさりげない色味の変化にずっと眺めていられるような佇まいとなりました。

楽しむことに前向きで、一歩踏み出す労力をいとわず、ひょいと身軽に。金沢もレンタサイクルで、ぐるっと回ったのだそう。そんなおふたりの姿に、円満、成就の意味となる梵語"sowaka"(そわか、娑婆訶)の言葉の響きが、颯爽と似合う気がします。インドのサンスクリット語で「幸あれ」「幸福あれ」の意味で、願望の成就を祈る言葉となっているようです。

おふたりらしく歩んできた道を振り返れば、ひとつずつ願いの叶ったたくさんの思い出、笑顔に満ちた場面がよみがえり、幸福な時間に包まれます。いつまでもそのままの初々しさをこころに宿して、まあるく円満に。そして、これから新しく湧き上がり、ふくらむ想いもきっと叶うことを願っています。

wedding ring:K18white gold 、K18white gold & K18champagne gold


金沢本多の森公園にて


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