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wedding ring story

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新郎新婦と指環のストーリー。
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#ウェディング

meeting for wedding ring

あたたかい飲みものにホッと気持ちが落ち着く、秋の深まる午後。陽だまりには、おなかを大きくしたカマキリがゆったりと、冬へと備えて目を細めています。時間もゆっくり進むようなおだやかなこの日、ご結婚指環の打ち合わせにお越しいただいた新郎新婦。記念の日を迎える冬に向けて、弾むこころが自然と笑みにこぼれるように嬉しそう。 おふたりの嬉しいご報告は、私たちにとっても感慨深いものに。新婦は、これまでに何度かザクロ文庫にご来店。その時にお作りしたピアスをつけて来てくださいました。そのピアス

meeting for wedding ring

風もあたたかく、時おり激しい雨の降る日。ご結婚指環の打ち合わせに新郎新婦がご来店の時には、ちょうど小雨となったのでひと安心。雨があがると、ヒヨドリたちが「ピーヨ、ピーヨ」と声を響かせます。秋色に実りはじめた柿の木めがけて、「ここにあるよ」と仲間に知らせているよう。 雑貨店めぐりが好きで、金沢のお店は行きつくした感があったというおふたりも「こんなところにお店があるとは知らなかった」と、未知なる場所との出会いに嬉しそう。「まだまだ発見があるね」と新しい金沢を開拓することに楽しみ

wedding ring boxes of the beloved cats

愛猫をモチーフにした木彫りの指環入れです。ご結婚指環といっしょネコちゃんづくしでご依頼いただきました。指環と同じ組み合わせで、新郎は茶トラのネコちゃんを、新婦はハチワレのネコちゃんをモデルにお作りしました。 ハチワレのネコちゃんは、まっ白の手袋と靴下をはいたチャーミングさが際立つように少し凹凸をつけることに。合わせて茶トラのネコちゃんも凹凸をつけたので、いっそう並んで座っている感が増しました。茶トラの明るい毛色は、穏やかな雰囲気があって、元気をチャージしてくれるよう。 ネ

wedding ring "beloved"

ネコ好きなのでネコをモチーフにしたデザインの結婚指環を、とのご依頼。お仕事ではつけず、お出かけやプライベートの時につける用として、思いきってボリュームのある感じに。2匹の愛猫をモチーフに、印台にレリーフのネコちゃんがのっているようにし、つけ心地を考えて、リング部分はすっきりとしたデザインとなりました。素材は、新郎が18金のグリーンゴールド、新婦が18金のホワイトゴールドのクリームの色味で。 2匹のネコちゃんのポーズは、いつもの定位置、クッションでくつろいでいる様子をそのまま

meeting for wedding ring

どこまでも遠く、気持ちいいほど澄んだ青い空。迫ってくる夏の空とは違い、天の向こう側まで見渡せそうな秋の空。その高い空に吸い込まれたような静けさに、虫の声が穏やかに響くなか、ご結婚指環の打ち合わせとなりました。 京都でいっしょに住み始めたばかりの新郎新婦。新婦の東京から大阪への転勤があったりと環境がめまぐるしく変わるなか、お仕事で出張が多い新郎が、ちょうど金沢を訪れるタイミングでこの機会が叶いました。 1年前、東京でのイベントでたまたま新婦がテントをのぞいたのが始まり。偶然

wedding ring "Grazie"

真夏の大冒険!さながら、熱風の中、はしゃぐ蝉のトンネルをくぐってザクロ文庫にやってきた新郎新婦。ご入籍の日を前に、ご結婚指環の受け取りにお越しいただきました。 新郎新婦ともに幅3.0ミリのシンプルな甲丸のカタチで、素材だけお好きな色味に。新郎はプラチナで、新婦は18金ホワイトゴールドのクリーム色のものを。こだわったのは指環の内側。ミモザがお好きだということで、ふたつの指環を合わせた時に、まんまるのミモザのリースがつながるように入れました。一緒に入れた名前は、打ち合わせの時に

wedding ring "qualia"

仕事帰りに待ち合わせて、ご結婚指環の受け取りに。仕事の疲れも忘れるくらい、スキップを踏むように、こころ弾ませる新郎新婦。まだほの明るさが残る宵のはじまり、暑さがすこしだけ遠のいた、あわいの時間が、助走するようにおふたりの気分を高める、特別な演出となりました。 「想い入れの量がすごい」と、指環を眺めながら話す新郎。結婚の決意を込めるように、新郎新婦が自分たちの手で、指環作りの作業をしたから、なおさらです。「作ることで思い出も残せたら」という新婦の願いをカタチにした指環。そのあ

wedding ring "core"

付き合い始めた記念日を、入籍日に選ぶ新郎新婦がけっこう多い気がします。自分たちはと言えば、付き合い始めた日はおぼろげで、入籍日は紛らわしいから結婚式と同じ日にして、朝に区役所の時間外窓口へ提出しました。その日を選んだのも、細木数子さんの本でふたりの運気がいい日だったから。ちょうど桜が咲き始めたころで、朝からの慌ただしい一日を時間が戻ったように思い出しました。 先日、お作りしたご結婚指環の新郎新婦も、付き合い始めた記念日をもとにご入籍日を選んだとのこと。日にちだけは一緒にして

meeting for wedding ring

石川県でおしどり夫婦の代名詞といえば、前田利家公とお松の方。二人三脚で戦国の世を生きぬいて加賀藩の礎を築き、大河ドラマにもなった親しまれる存在です。その利家公の金沢城入りにちなんだ百万石行列で、街なかが熱気に包まれた日、ご結婚指環の打ち合わせにお越しいただいた新郎新婦。楽しそうに寄り添う姿は、負けず劣らずのおしどり感でなんともいえず、まぶしく輝いていました。 指環選びも、なんだかんだとおそろいとなるように選んでいき、いまの初々しさそのままに、ふたりでひとつとなる想いも込めた

10th wedding anniversary family ring

18金の異なる3本の指環。結婚10周年の記念に、ご夫婦と娘さんの指環をそれぞれお好きなデザインでお作りしました。 三つ重ねた一番上の指環は、イエローゴールドに8歳の娘さんの誕生石シトリンを留めたもの。まんなかは、イエローゴールドにオリーブのデザインにダイヤを留めた奥さまの指環。一番下は、クリーム色のホワイトゴールドのシンプルなご主人の指環で、内側にシトリンを入れました。 節目の年のお祝いに、娘のために価値のあるものを残したい、と考えていたご夫婦。ご自分たちの記念の指環を選

wedding ring "Camino"

新婚旅行はスペインに行きたい!と夢をふくらませる新郎新婦。スペインは新郎が留学していた思い出の地でもあり、その時に体験したキリスト教三大聖地のひとつサンティアゴを巡礼したことが心に残り、今度は一緒に巡ることを目指しているのだそう。 ヨーロッパ各地からつながる巡礼路には、シンボルのホタテ貝が標識となって道案内。巡礼者もみなホタテ貝を身につけて歩くのが習わしとなっているのだそう。そのホタテ貝の刻印を指環の内側に入れて、人生の道しるべとなるようなご結婚指環。 指環に入れた刻印は

meeting for wedding ring

風にゆれる若葉のこもれびが、踊り遊ぶように光を放つなか、こころを弾ませてザクロ文庫にお越しいただいた新郎新婦。庭のシャクヤクのつぼみも一気に花開き、一重も八重も満開となって、おふたりを祝福しているようなとびきりのお天気となりました。 2月に名古屋のイベントに出店した時に、ご結婚指環のご相談に来て下さったおふたり。ご結婚を決めたタイミングと、私たちが名古屋に出店したタイミングがぴったりとなって、話が進み、今度は金沢に旅行に行きます、ということに。落ち着いてゆっくりじっくりと心

wedding ring "novel"

五月晴れの開放的な空気を一緒に連れてきたように、すっきりと晴れやかな表情の新郎新婦。もうすぐ挙式をあげる東京へと旅立つ前に、ご結婚指環を受け取りに来られました。あとは、現地で準備をするだけ。長年暮らした東京で友人たちに祝福される日が待ち遠しく、気持ちも高鳴ります。 プロポーズでもらったダイヤモンドを結婚指環に使いたい、とお作りした新婦の指環は、18金のクリーム色のホワイトゴールドで、リングになじむようにダイヤを留めたデザインに。石言葉の「純粋な愛」と変わらない想いを凝縮した

wedding ring "muguet"

「泣いちゃいそう」 ご結婚指環を手にした時、想いを巡らせて、瞳を潤わせる新婦。「夏までだいじに置いとかないと」と、実際にはめるのは、まだもう少し先にするのだそう。5月半ばにお引っ越しをして、7月には両家顔合わせ。ゴールデンウィークも引っ越し準備で、行ったり来たり。新生活のよろこびと、顔合わせの緊張感とが入りまじるなか、ひとつ、指環がカタチとなって、ほっとひと息の新郎新婦。 その指環は、お揃い感がでるよう、お互いの素材を交換したデザインに。新郎は、プラチナをベースに18金のピ