meeting for wedding ring
石川県でおしどり夫婦の代名詞といえば、前田利家公とお松の方。二人三脚で戦国の世を生きぬいて加賀藩の礎を築き、大河ドラマにもなった親しまれる存在です。その利家公の金沢城入りにちなんだ百万石行列で、街なかが熱気に包まれた日、ご結婚指環の打ち合わせにお越しいただいた新郎新婦。楽しそうに寄り添う姿は、負けず劣らずのおしどり感でなんともいえず、まぶしく輝いていました。
指環選びも、なんだかんだとおそろいとなるように選んでいき、いまの初々しさそのままに、ふたりでひとつとなる想いも込めた指環に。内側にいれる刻印の文字も、新婦がその場でさらりと、一発書き。みずみずしく勢いよく、始まりの一歩をふみ出した証となりました。
さわやかな初夏の、緑や土のにおい、太陽の香りが風にのって、心地よく届届くように、ご縁に導かれて、ザクロ文庫にたどりついたおふたり。たくさんのお顔が思い浮かび、幸せの輪が広がっていくようで、とてもあたたかな気持ちとなりました。おしどり夫婦を結ぶ指環となるよう、愛情をたっぷりそそいで製作に励みたいと思います。
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