つながりを求めること

資本というとカネをイメージしてしまいますが、それはいわゆる経済資本。今、社会関係資本が重要だと言われています。

人的資本が個人に、文化資本が家庭や学校に埋め込まれているときに、社会関係資本は、友人や知人などの社会関係に埋め込まれていて、社会関係をつうじて得られる資源である。

こんなことを書いているのは、”教養主義の没落”です。

大事なことは、「何を知っているか」ではなくて、「誰を知っているか」であるといわれることに含意されている資本である。

確かにこう思う瞬間ってありますよね。この本では、岩波書店がまさに社会関係資本で出来ていて、それが教養に結びついていたという話ですが、そういう流れで言えば、教養がムダなものとして認識されている今、社会関係資本そのものが少なくなっているとも言えます。

そう言えば、こんな本がありました。必要な資本の内、社会関係資本の占める割合が減ってきているとも理解できますね。一方で、SNSでもわりと簡単につながる事ができる今、能力があれば、社会関係資本を強化できるとも考えられます。

セーフティネットという言葉もよく聞かれますが、共助という意味合いでは、これも社会関係資本に含まれる気がします。

”階級が存在している”という観察だけでは面白くないですが、どうしたらより良くなるのか、考えるきっかけには良いと思います。

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いかに飛び地を少なくするか。