ジョン・マクレーンは、頼もしい兄貴!

2022年3月31日
ジョン・マクレーンことブルース・ウィリスが俳優を引退することになった。悲しい。しかし、我らがマクレーンは映像の中で、ずっと頼もしい兄貴を演じてくれる。ということで「ダイ・ハード」シリーズを再考する。

①  ダイ・ハード(1988年)
②  ダイ・ハード2(1990年)
③  ダイ・ハード3(1995年)
④  ダイ・ハード4.0(2007年)
⑤  ダイ・ハード/ラスト・デイ(2013年)

③〜⑤は映画館で見ることが出来た。いい思いだ。

どれが1番好きか?ネタバレ有り↓

やっぱり①は、1番だろう。消防ホースで飛び降りて大爆発のシーンは、ダイ・ハードの代名詞だろう。それと、容疑者との会話の駆け引きもおもしろい。笑って油断させての反撃が頼もしい。

②も1番だ。妻の乗った飛行機が着陸できないというシチュエーションが危機感を煽る。コレも最後の大爆発が印象的だ。

③は字幕で見たのだが、初見ではストーリーがややこしかった。だから、2番だ。巨大な水道管の中でのやりとりが印象的だ。「よう!調子はどうだい?」とか言いながら、容疑者の一味をバンバン撃ち殺してた。悪には容赦ない。バンバンで言えば、エレベーターの中でもやってたな。撃つ時にちょっと息を止めている顔がいい。

④も1番だ。年頃の娘との関係修復という父親の愛情が見えるお話だった。冷蔵庫を背に銃撃されるシーン(その後部屋は爆発)。トンネル内で車を暴走させヘリを撃墜(当然爆発)。発電所が大爆発(大量のガス爆発が迫ってくる)。ステルスに狙われて反撃(その後爆発)。肩越しの銃撃で反撃。ストーリーを通してほとんどの場面を覚えている。アナログオヤジと今時のヤワなハッカーというコンビも対照的でおもしろかった。

⑤もちょっとだけストーリーがややこしかったから2番だ。コレはダンスホールでの銃撃シーンが印象的だ。捕まった後、息子との阿吽(あうん)の呼吸での反撃が頼もしい。

こう見てくると4.0が1番のお気に入りだ。エンディングの曲もパンチが効いていて余韻が良かった。あと吹替が野沢那智さんだったことも良かったな。奇声と笑い声が独特で好きだな。「良い子はマネしちゃダメですよ」がお気に入りのセリフだ。

俳優さんが言葉を失うとは辛い事だ。ジョン・マクレーンなら「今、オマエが当たり前だと思ってる事が明日は出来なくなってるかもよ。オレの事をたまには思い出して精一杯生きてろ!」と言いそうだ。

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