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駄目ではなく間違っているだけ

苦しい気持ちが続いたり、強くなったりする時ってあると思うんです。

では、その苦しい気持ちは何かって言えば、全てではないと思いますが、自分を自分自身で否定したり、責めたりすることだと思うんです。

特に、親から上手くいかないことがある度に、否定され、責められ、時には駄目出しされて育った人はその傾向が強く、やっぱり自分は駄目なんだと思ってしまう子供になってしまいます。

自分もそうでした。

何か始めれば、上手くいかないのは当たり前、でも親の意に反する言動をしたならば、駄目出しをされ、時には無視されたりする。逆に上手くいったとしても、頑張る姿勢を見せたとしても、そんなの当たり前だとばかりの態度で、褒められることもない環境だったと思います。

だから、いつしか、親の顔色を気にするようになってしまい、無気力に、良い子でいるように、無理して頑張り、無駄に我慢する子供だったと言える。

それが、大人になっても変わることは無かったです。

親が上司や同僚に変わっただけで、他人の心に映る自分を気にして生きているのは変わらない。

だから、些細なことでも、何気ない同僚の一言でも、本人が言ったことを忘れる一言であっても、ものすごく自分に駄目出しされているように感じていました。

そして刃向かうことが出来ない親ではなく、同等の同僚なら怒りさえ感じることもあるほどです。

でも、そんな自分を守ろうと、それでも自分を保とうと、無理して頑張ったり、無駄に我慢して、なんとか乗り越えてきたからこそ、気づいたかもしれない。

駄目な人間なんていない。

そう思いますし、そう信じています。

だから、駄目ではなく間違っているだけだと思っています。

だからこそ、どう考え、どう行動するかで、自分の間違いに気づけるかが大切になっていくし、気づきが増えることで、自分の成長に繋がると思えてならない。


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