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20030714 マノの財布

 財布を買い換えた。二つ折りの財布で、折った部分の角がすり減ってきた。これによってお札がこぼれたりするわけではない。財布としての機能には問題がないが、少々みすぼらしくなってきた。

 この財布は妻からの贈り物であった。7、8年ぐらい前の誕生日のお祝いに貰った。ドイツのmano社$${^{*1}}$$というところが作っている財布である。しぼ加工がしてある牛革で、「Made in Germany」ではなく、わざわざ「Handmade in Germany」と財布の内側に書いてあったので確かに手作りなのだろう。革の縫い目はどう見てもミシンで縫ってあるのでそれ以外が手作りなのだろう。どんな財布でも大抵は手作りの筈だからいちいち書くほどのことではない気がする。今では完全にこの文字もすり減って消えてしまった。

 一番の特徴は小銭入れの部分が真上に大きく開く$${^{*2}}$$ようになっており、硬貨が非常に取り出しやすくなっている。

 そろそろ財布を買い換えようと思っていたところ、通信販売の雑誌で全く同じ財布がまだ売っていることを知った。財布のデザインなどはしょっちゅう変わるものだと勝手に思っていたので、少し驚いた。と同時に同じ物がまた手に入ることが判ったので、嬉しくなった。

 誕生日$${^{*3}}$$はとっくの昔に過ぎてしまっているので、妻に催促するわけにもいかない。自分で買った。

 今まで使っていた財布は息子が欲しいというので譲った。

*1 mano-Lederwaren.de - Die schönen kleinen Dinge aus Leder
*2 スモールパース MANO社レザーグッズ ≪ナルジュ・インターネットショッピング≫
*3 20030201 誕生日のお祝い

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