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20000215 シェリーに口づけ

 最近、織田裕二$${^{*1}}$$が出演しているcdmaOne$${^{*2}}$$のTVCMでBGMにミッシェル・ポルナレフ$${^{*3}}$$の「シェリーに口づけ$${^{*4}}$$」という曲が使われている。この曲は日本で1971年に爆発的にヒット$${^{*5}}$$した曲である。

 この曲の原題は「Tout tout pour ma cherie」(cherieの綴りの最初のeの上にはチョン→アクサンテギュ$${^{*6}}$$が付いている筈)である。どう読むかというと「トゥ トゥ プル マ シェリ」。まさかフランス語で「口づけ」は「Tout tout」とそのまんまではあるまい、という疑惑が以前からあった。しかし何らかの関係があるのではないかと思っていた。ここ十数年すっかり忘れていたが、このCMで疑惑が再燃した。

 インターネットの翻訳サイトで「Tout tout pour ma cherie」を入力して翻訳してみる。

 出てきた。「very all for my darling」全く違う。「シェリー」も「口づけ」も入っていない。やはり「Tout tout」が「チュウチュウ」に聞こえるから「シェリーに口づけ」という邦題になったに違いない。しかも「シェリー」は人の名前ではなく「ダーリン」のことだったとは。

*1 織田裕二オフィシャルサイト
*2 cdmaOne全国サービスエリア
*3 POLNAWEB, LE SITE DE MICHEL POLNAREFF
*4 ■MICHEL POLNAREFF■
*5 All Japan Pop 20 #218 -230
*6 French-Japanese Ocean Dictionary

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