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将棋から人生の教訓が学べる

ここ数日、スマホアプリの将棋をちょいちょいやっていた。
1から40とレベルが上がるにつれてコンピュータが強くなっていく仕様だが、わりと10ぐらいで勝てなくなったので思い切ってレベル40と対戦することにした。

当たり前に負け続けてもはや何連敗したかも分からない。

でもレベルの高い相手と指すと、自分の指し手に対するコンピュータの判断がものすごく的確なことに気づく。

逆にそれさえ分かれば、あとはコンピュータの指し方を取り入れるだけでレベル10程度の相手には簡単に勝てるようになる。
どうやら自分よりレベルの高い相手と練習を積むことで、そのレベルに慣れてしまうようだ。

僕はこれを『キングカズの渡伯理論』と名づけた。

あとこの将棋アプリには「ヒント」という機能があって、コンピュータが「このコマをここに指したらいいよー」と教えてくれる。(ヒカルの碁でいう藤原佐為的ポジション)

いちどレベル40とヒントの対決が気になったので、自分で指さずにヒントを多用しつづけた結果、あっさりとヒントが勝ってしまった。

一応ヒントを押す前に、自分だったら…と考えてはみたけど、ことごとくヒントの指し手とかけ離れていたことにレベルの差を感じてしまった。

将棋を指してみて気づいたけど、将棋から人生の教訓が学べるなと思った。

・色んなパターンの数手先を考える必要がある
・相手の強いコマを取るために、あえてコマを取らせることがある
・先手と後手が交互に変わる小さな局面がある
・それを取り巻く大きな流れがあって、攻めどきと守りどきがある
・そもそも動かないと始まらない
・待っていたら時間切れになる
・場所によってコマが強くなる(成る)
など

うん、すごくそれっぽい。

サポート費は、本、フィルム代として使わせていだだきます。