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たからものノート

わたしの引き出しの奥には「たからものノート」というノートが2冊あります。このノートは8年前くらいから作りはじめたもので、大学生の時から今までにもらった手紙が貼りつけてあります。

弟や、妹がくれた手紙、友人からのバースデーカード、アルバイトを卒業する時にもらった寄せ書き、大事な試験に挑む前にもらった応援のメッセージカード、生徒からもらった手紙…などなど。封筒に入れて保管していたけれど、封筒から出してノートに貼った方が、すぐ読み返せていいなあと気づいて始めました。
実はここ2年くらい分のお手紙がまだ貼れていないので、全部整理して貼り終えたら、引き出しのノートは3冊になると思います。

手紙って、というか、手書きの文字って威力がすごいなと思います。画面で見る文字とは心に感じるものが格段に違います。その人の文字の形で、よりいっそうその人のことが伝わってきます。

その大切な「たからものノート」を、年に数回しか開かないのは、「必殺技」として位置づけしているからです。どうにもこうにもいかなくなって、画面の中の文字も、紙の上の活字も受け入れられなくなったときに開きます。

さっき久しぶりに開いてみたら、とっても気持ちが落ち着いて、そして誰かに手紙を書きたくなりました。だから今日は2人に書こうと思います。手紙はもらうのも送るのもとても好きです。

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