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ネットの情報を鵜呑みにしない

スマホケース制作の雑貨番号202です。

今回はネットの情報は安易に信用できない話を…。まぁ、ネットに限らず情報全般に言えることですけどね。

私の好きな言葉に『情報は受け手の能力に依存する』という言葉があります。

私の習慣として、なるべく誤解の少ないように文章を書くことを心掛けていますが、なかには書き手の意図しない解釈をされる方もいらっしゃいます。自身の文章力のなさを嘆くと同時に、「『情報は受け手の能力に依存する』側面もあるからなぁ…。」と言い訳にする口実に非常に便利な言葉です。

さて、SNSだったと思うのですが「ハンドメイド売買サービスを選ぶ基準の1つは、運営会社の財務情報を参照して選ぶ」という投稿を拝見しました。

せっかくハンドメイド売買サービスに登録しても、運営会社の財務基盤が弱ければサービスそのものが消滅する可能性があるから…というのが理由のようです。

たしかに努力してレビューなどの実績を積み上げてきても、そのサービスが終了してしまえば、その努力も水の泡になるかもしれません。

しかしながら、そのサービスが当たるか当たらないかは運の要素も大きいと考える私にとって、運営母体の財務状況はあまり参考にならないと感じます。

かつて『dクリエイターズ』というハンドメイド売買サービスがありました。携帯電話会社大手のドコモのサービスの1つです。残念ながら2016年にサービスが終了しました。

ドコモと言えば時価総額10兆円、年間の営業利益は1兆円を超える大企業です。ドコモを超える規模の会社って、日本にいくつあるでしょうか。

そして『tetote(テトテ)』というハンドメイド売買サービスもありました。2018年にminne(ミンネ)に統合されています。

そのtetoteの運営母体は、アメーバブログやAbemaTVで有名なサイバーエージェントです。サイバーエージェントの時価総額は5000億円、営業利益は300億円を超える大企業です。

現在、ハンドメイド売買サイトの2大巨頭と言えば、minneとcreema(クリーマ)が挙げられるでしょう。minneを運営するGMOペパボやcreemaを運営するクリーマ社よりも、はるかに規模や営業利益が大きいドコモやサイバーエージェントですらハンドメイド売買サービスを維持することはできませんでした。

このように運営会社の財務情報って、ハンドメイド売買サービスを選ぶ基準としては、かなり弱い根拠ではないかと感じます。

まぁ、ネットの情報は鵜呑みにしないことが大事なので、この話も半信半疑で聞いてもらえれば幸いです。

雑貨番号202のminneギャラリーは以下から。

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