年間ベスト2021【音楽】

 【雑記】
なんと年末に直属の部下が退職し、1月からフォローで緊急異動になり、更には4月から大学院生として2年間学校に通うことが決定!
なんとも激動の2022年が控えているけれど、忙しさを言い訳に音楽と触れ合う機会をこれ以上減らさないように頑張るぞ!
取り立てて、他に報告することもないので早速2021年間ベストを発表~!


【年間ベスト5  -曲ベース-】

5. "あなたじゃなければ" - 坂本真綾 × 堂島孝平

坂本真綾4枚目となるコンセプトアルバムよりチョイス!
活動25周年にふさわしい良盤だったが、その中でも特に堂島さんとのコラボ曲がぶっ刺さったのでランクイン。
ぜひ堂島さんの作り出す心踊る、もとい本当に踊り出したくなる心地よいテンポや掛け合いの妙を味わって欲しい。
先日、コロナ禍で行われた25周年コンサートのライブBD/DVDもリリースされ、当楽曲のパフォーマンスも収められていることから必見!

真綾さん、御懐妊おめでとうございます~!


4. "Dance With Me" - foolen + kidlit(The Guava Company)

takezouさんとfoolenさんの"The Guava Company"さん新譜から選曲!
まずmameさんのジャケがいい・・
takezouさん節の変調子にfoolenさんとチエさんの掛け合いが調和して常時心地よさを提供してくれるので、ずーっと単曲でヘビロテしてしまう一曲。
BOOTHで直ぐ買えるので、マストバイ!


3. "夏霞" - noma

「素晴らしき日々~不連続存在~」トリビュートコンピレーションアルバム"の第二弾"07-20-2021-1999"よりチョイス。

前回の第一弾"07-20-2012-1999"から約10年の時を経て発表された今作品もwebで公開されている。
"夏霞"はnomaさんによる作品や松本さんへのリスペクトを全面に感じられるアレンジで、ピアノの美しいメロディが際立つ洗練されたポストロック昇華が施されている。泣ける。


2. "黄昏" - 麻枝准 × MANYO

TVアニメ"神様になった日"の劇伴サウンドトラックより麻枝先生✕マニョさんの至高の一曲を紹介!
(どこにも試聴音源が無くて紹介できない・・)
麻枝先生が書く誰かの原風景を思い起こさせるような切ないメロディをマニョさんがアレンジするという贅沢極まりない劇伴の数々に垂涎必須間違いなし。

中でも、こちらの"黄昏"には、マニョさんファンにはお馴染みのサクソフォン奏者"萱生昌樹"による涙の出るような美しい音色が収録されている。アニメ本体の話なんて本当にどうでも良くなるくらいに良いので是非聴いて欲しい。


1. "ソラニン / THE FIRST TAKE" - ASIAN KUNG-FU GENERATION

アーティストの一発撮り映像に収めて配信する"THE FIRST TAKE"さんからアジカンのソラニンをチョイス!
自分でもびっくりするくらい繰り返し聴いちゃう・・
私恥ずかしながらファーストテイクさん今年まで存じ上げず、Spotifyでも配信しているなんて更に驚き、とても贅沢だ。

もともとソラニン自体ほとんど聴いてない曲だったにも関わらず、今年の単曲ベースで云えば一番にあげちゃうほどに、ファーストテイクは感激のコンテンツだった。

今年度リリースされた曲ではないし、生のライブ感とか視覚情報による補正は当然あるけれど、素敵なコンテンツを提供してくれているファーストテイクさんへの感謝の意味も込めて一番!


年間ベスト5【盤ベース】
5. "SUNBURST" - The Birthday

"The Birthday"の11枚目のフルアルバム。

毎度ぶっ刺さる曲を本当にありがとうチバさん。
この頃、バースデーのレビューやインタビューを見ると「チバさんの書く曲は角が取れて丸くなってきた」といったような言い回しの表現をしばしば見かけるけれど、個人的には一貫して"何かぶっ刺さる"ことが軸としてあると考えている。
実際私は学生時分より、今の方が明らかにチバさんの書く曲がぶっ刺さってるから、角が取れたというより寧ろ鋭角に、研ぎ澄まされたような印象を受けている。
歌詞も、かっこよさも、曲調も、間合いも全てがビカビカに研ぎ澄まされたサンバーストを聴け!


4. "epitaph" - 大嶋啓之 × kidlit

大嶋啓之の10数年振りのオリジナルアルバム。

"睡眠都市"では茶太さんがお相手だったが、今回はチエさんが大嶋ワールドを構築した。
次々に繰り出される大嶋節に睡眠都市を聴いた時の感動が一気にフラッシュバックした。エレクトロニカ、ポストロックなどと偏に表現するなかれ。
どこか原風景のような、それでいてサイバーパンクな世界観を幻想させる耽美な楽曲の数々を体感して欲しい。


3. "slow down" - Fennel

"tricot"のベーシスト、ヒロヒロこと"ヒロミ・ヒロヒロ"のソロミニアルバム。

ヒロヒロの可愛らしい声はtricotファンなら全員が知るところだが、ここまでガッツリ一つの作品で堪能できる事はこれまでなかっただろう。
全体的にゆったりとした、ギターを深く歪ませた曲が多くレビューにも記載があった「toddleを想起させる」という表現が正にそのとおり!と納得の一枚だった。
ボーカルとコーラスをいずれもご本人がされているようで、エフェクトが強めに掛かっている仕上がりで、音作りに関してはややメロコアやエモコアのような懐かしさを漂わせていて、私好みのヘビロテ確定盤だった。
2ndも待ってます!


2. "無職転生 ~異世界行ったら本気出す~ Theme Song Collection" - 大原ゆい子

大原ゆい子のTVアニメ「無職転生」OPEDを集めたベストアルバム。

実質"MANYO"先生の新譜と行っても差し支えないくらいマニョ節前回のtr.1~6を堪能して欲しい。
曲は作品をイメージ付けるよう民族音楽にフィーチャーしたコンセプトの曲が多く、作曲は大原さん自身ではあるものの、マニョさんアレンジがガッツリと施されている事から、マニョファンは大満足の一品となっている。
大原さんの声も透き通るような高音にも関わらず、神秘的な雰囲気の曲にもマッチしていて、とても美しい。
この一枚で一ヶ月分の活力を頂いたといっても過言ではない、本当に音楽に生かされている。


1. "天ノ少女 Karanoshojo Original Soundtrack -Caelum-" - MANYO

「そして、星は巡る ―――」


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