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年間ベスト2020【音楽】
序
9月に第一子が爆誕!生活リズムも赤ちゃんに合わせ趣味に費やす時間には一層少なくなり、中々腰を据えて音楽を聴く事が限られるようになった。
数少ない中でも備忘までにアウトプットは年一で続けるぞー。
年間ベスト5【曲ベース】
5. "Be Yourself" - KEIKO
"Kalafina"の解散から、ボーカル御三方がそれぞれソロでの活動を本格的に開始した。
他の御二人にやや遅れてのスタートとなったがカラフィナでの担当音域で歌う姿とは全く違う、伸び伸びと歌うKEIKOさんの歌声が堪能できる。
12月頭には1stアルバムも出たので是非。
4. "名前のない青" - 神様、僕は気づいてしまった
00年代のメロコアを想起させられる心地好いギターリフにやや嗄れた女性ボーカルが乗り、世代の人は懐かしい気持ちにさせられるだろう。
アニメ『映像研には手を出すな!』に於いてEDテーマに採用された。
映像研は世界観、キャラクターの個性、無機物(特に建物)の描写など原作者の拘りが忠実に表現されており必見!
その上、劇伴も主題歌も抜群と来れば自ずと2期が待たれる・・!
3. "Oriens" - Taishi
"Otographic Music"よりレーベル設立10周年を記念してリリースされたハウス・トランスコンピレーション。
国内クラブミュージックレーベルの中でも最早知らぬ人は居ないレベルとなったであろうオトグラ。今年はその中から"Taishi"さんの王道プログトランスをチョイス。
トランス、ハウスを知らない人も手始めにこの盤を手に取って、切ないピアノサウンド、ブレイクの開放感など芸術的なクラブミュージックの数々を体感してみて欲しい。
2. "Decay" - Bearwear
"Dead Funny Records"所属のインディーロックバンド。
今夏配信された"FUJI ROCK FESTIVAL ‘20 LIVE ON YOUTUBE"で聴き、虜となった。
エモ、ドリームポップやシューゲイザーといった哀愁感を漂わせる曲が多くボーカルの"kazma"さんが切なく歌い上げる。
今年リリースされた配信EPもドンピシャのツボを突かれ、中でも"Decay"は格別に良かった。当該曲はbandcampでしか配信していないかと思うので是非、必聴。
1. "最果てのハロー" - 鈴木みのり
"鈴木みのり"の2ndアルバムより"sasakure.UK"作曲のささくれ節炸裂曲をチョイス。
ソロデビューから贅沢な作曲家陣を迎えている鈴木みのりさんの個人名義の中でも一番相性の良いジャンルなのではなかろうか・・。
カラオケで歌ってもヨシ!ライブで盛り上がるのも間違いナシ!飽きない。
ささくれさんプロデュースで一枚作って欲しくなるレベルの調和性の高さ。
年間ベスト5【盤ベース】
5. "躍動↔独白" - 坂本真綾
"坂本真綾"の31枚目のシングル。
いずれもスマートフォン用ゲーム『Fate/Grand Order』作品の主題歌となっている両A面シングルだが「躍動」は過去の同タイアップ作「色彩」や「逆光」を上回る作品に寄り添った歌詞となっている。佳境を迎える物語を表現するかのような疾走感ある曲調が、焦燥感と絶望感に満ちた世界観を後押しして尚良い。
「いつか旅に出る日」は真綾女史作曲のらしさ溢れるピアノ弾き語り。歌詞冒頭の「城壁から見下ろす街は 朝日を浴びて光ってた」を聴いた瞬間何故か懐かしい気持ちになって泣いてしまった。
4. "CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda & Millennial FairLive Audio at NAKANO SUNPLAZA 2020" - 光田康典
PlayStation用ロールプレイングゲーム『CHRONO CROSS』発売20周年を記念して行われた記念すべきコンサートのライブアルバム。
豪華なミュージシャンらを迎え、光田さんのアレンジが加えられた各曲はサウンドトラックのアップデート盤といっても過言ではない。忠実に再現され、クリアとなった光田ワールドは必聴。ハイレゾでも配信しているので最高品質の世界観を体感して欲しい。
神永さんの尺八と梅田さんのアイリッシュハープは半端じゃない。
3. "Things I Know About Her" - Kensei Ogata
"talk"のフロントマン"Kensei Ogata"のソロ2作目、バンド形式では初のアルバム。
大好きな「ヴァイオリンケースの夢を見る」をバンド録音で聴けて私は・・
2020年最高のギターポップ盤なので、良質な音楽を求めている皆さん、マストバイ。
2. "WAVE" - SPECIAL OTHERS
スペアザ7thフルアルバム。
原点回帰のような一枚。
ザ・ジャムバンドのようなハイテンポな曲もあれば、いつものノスタルジックな曲、ソロの掛け合い全てを堪能できる。
スペアザ入門にもってこいだ。
1. "10" - tricot
メジャー2ndフルアルバム。1stも今年の頭に出てたことに驚いた。
M1.「おまえ」→M2.「サマーナイトタウン」→M3.「WARP」までの流れが今年一ヘビロテしたトラック。
特に「サマーナイトタウン」の3人の掛け合い素敵。
あと「Laststep」のバンド版も嬉しい。
追記:先日リリースされた"霜月はるか"の新譜を実はまだ聴けてないので曲ベースは実は「擬翼の偶像」入ってた説はある。『天ノ少女』遂にリリース・・感慨深い。。
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