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ちっぽけな生活

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一介のOLの精一杯の日常
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2020年8月の記事一覧

#53 酔いと充足、怠惰と孤独

#53 酔いと充足、怠惰と孤独

人との交流を戻したweek。自分の健康に自信はないが、心が少し前の様に酔いと充足に満ちて、少し強気になったりしていた。
自分の未熟は続いていて、いつまで続くか分からない暗闇を泳ぐ時には、たまに訪れる人と分かり合った様な目線の交換、言葉の交わし合い、慰め合い、それがとんでもなく重要であったということ。昨日の夜の酔いの中ではっきり悟っていた。

怠惰と孤独、今月はそんな日々をただ消費していった。

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#52 わたしは多面体

#52 わたしは多面体

小山田壮平の純粋な心が好きだけど、彼は多面体だ。混じり気のないものばかりではないこと、盲目にファンをやっている私だって知っている。

「題材の一人?」
昨日の夜に言われたこの言葉は、心臓の大動脈部に深く突き刺さった。
私が書くために色んな人間を知りたくて、性格を、人生を知りたいから色んな人と出会って話したい、だから社交的なんだと言うそんな話をしていたら言われた。悔しいけど、私の人間性は疑われて確か

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#51 アイスキャンディみたいな私

#51 アイスキャンディみたいな私

私の好きなシンガーはとても優しい清い心を持っていて、彼はブログにこんな事を書いてくれている。

明るく楽しくいる方がよいと決めて、心に重たいものを抱えている人はたくさんいると思うし、僕の音楽を聴いてる人には特に多いのかもしれない。

  私は今までの自分の経験を踏まえて明るく振る舞おうと決めた。女である場合特にだと思うけど、暗くいて、自分の本来の雰囲気を守っても良いことがないと思ったのだ。特に私は

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#50 立ち止まりたくない

#50 立ち止まりたくない

そばに創作ノートを置いて、キャラと起承転結の流れ、イメージソングの歌詞とパソコンの画面を睨めっこ。いつもイメージから入る。こういう人、こういう気持ちのぶつかり合い、こういう感情って、手触りのないものから入る。

立ち止まりたくないよ。毎日他の人の創作物に触れて、自分の脳の足りなさに辟易して、最近はクソ暑いし、海にも行けないし。
停滞したくない気持ちに反して、沈むように立ち止まり続ける体。

好きな

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#49 どこか遠くへいなくなってしまいたくて

#49 どこか遠くへいなくなってしまいたくて

「人生で一番、全てがどうでも良くなっていて」とこぼした昨夜。そうだった、と気付かされた。

人に合わせて、自分がないんだね。と言われてどきりと心が唸る。そうだ、今の私は矛盾だらけの内側をなんとか壊さないように、必死に両手で包んでいる。
君が気になるけど、君を幸せにできる自信がない。

物語を書こう、
自由になろう。
青空を何度も見上げて、遠く彼方へ飛んでいく鳥に憧れる。

どこか遠くへいなくなって

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