感染デッキプレイヤー視点のモダンホライゾン3注目カード 5選
どうも、カジュアルプレイヤーのざきです
最近は本業が忙しくてMtGはあまり触れていなかったのですが、モダン環境を激変させてきた『モダンホライゾン』セットの第3弾が発売したということでざき視点の注目カードをまとめておこうと思います。
≪激励≫≪狂暴化≫の再録はナシ!
感染デッキの最強強化呪文の≪激励≫≪狂暴化≫の再録はありませんでした。
ハイ、解散!
というのは冗談ですが、一番わかりやすい強化は得られませんでした。
緑の新ピッチスペルはソーサリー?しかも≪耕作≫?そんなの地味だよ!激励再録でクリーチャー強化して殴ろうよ!(偏った意見)
感染デッキの強化パーツはない?
一通り見た感じは
「マーフォーク」「エルフ」「エルドラージ」といった同族系デッキの強化
「ストーム」「墓地利用系」などTier2以下に落ちたデッキの強化
エネルギーを使って調整した往年のカードのリメイク
といった感じで感染デッキの強化パーツは特になく、モダン新環境のカードパワーに押されて感染デッキはさすがにもう勝てないか・・・?
と、別のデッキを回す前提でいろいろデッキを考えていたのですが、色が噛み合うカードを試したところ
予想外に感染デッキと新カードがマッチ
混沌とした環境下ならチャンスあるかも?と今は感じています。
★注目カード5選★
No.5 《記憶への放逐/Consign to Memory》
汎用性が高くサイドボードに入れておきたい1枚
対象が絞られるので刺さらないときは刺さらない、はずだがモダン環境なら大体当てたい対象がいるはず
続唱などの唱えたとき誘発、フィニッシャーの着地誘発、ストーム誘発などなどなど
MH3発売後は無色呪文が増えるはず(エルドラージ系・トロン系・各種アーティファクトなど)なので無色カウンターとしても使えそう
No.4 《攪乱のフルート/Disruptor Flute》
1マナ増えて能力が盛られた≪真髄の針≫
「コスト増加」効果で妨害性能が上がった起動型能力を持っていないカードにも役割がある汎用性はサイドボードとして優秀
「瞬速」で場に出すタイミングを調整できるのもうれしい
≪ウルザの物語≫でサーチするデッキなら≪真髄の針≫が優先されそうだが、それ以外のデッキならこちらのほうが良さそう
感染デッキ的にはこのあたりが宣言対象になりそう
《手甲/Shuko》
対戦したことはないが、装備(0)が新カード≪有翼の叡智、ナドゥ≫と凶悪なコンボを発生させるため警戒しておきたい。
《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》
ヘリオッド無限コンボ。まっとうに回ると速度で負けそうなので「絆魂付与」能力を妨害して時間を稼ぎたい。
クリーチャー系のコンボはカウンターも≪活性の力≫も当たらないため、このカードが時間稼ぎとして使えそう
No.3 《橋仕掛けの戦い/Bridgeworks Battle》/《絡み架かりの橋仕掛け/Tanglespan Bridgeworks》
感染デッキのメインから入る順当な強化パーツその①
+2/+2修正と噛みつき効果により強化兼除去として使え、
裏面は3点ダメージの代わりにアンタップインできる土地
感染デッキ的には3マナはかなり重いが、
基本運用はデメリット付きの森として使用する前提で、
困ったらコンボクリーチャーや邪魔なブロッカーの除去としても使用できる
と考えると結構便利
≪四肢切断≫と違い、ノンクリーチャーデッキ相手でも腐らない
※四肢切断は早いターンに唱えられるメリットがあるので環境次第
採用は1~2枚になりそう
No.2 《有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdom》
感染デッキのメインから入る順当な強化パーツその②
《王冠泥棒、オーコ》、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》といった禁止カードと同じマナコストを持つ伝説の鳥・ウィザード
ルール的に非常にきな臭いというか、面白いというか、条件がゆるいというか、、、
このカードの細かい話は別の機会に回すとして感染デッキの強化パーツとしての噛み合い方が非常に優秀です
ここがすごい!感染デッキとナドゥのシナジー
①誘発条件が、「強化呪文をクリーチャーに撃って打点を上げる」という感染デッキの戦略と合致する
もともとそういうデッキなので大きく構成を変えなくても普通に動けば勝手に能力が誘発します
《敬慕される腐敗僧》も似た誘発条件なので、並んでいると
呪文の対象になるたびに
・毒カウンターを与える
・手札or土地補充
という対処する側からすると非常にうざい盤面が作れます
《芽吹く生命の行進》などで《敬慕される腐敗僧》をサーチする構成に寄せても面白いと思います
②「土地を置く」「カードを手札に加える」のどちらの結果になっても嬉しい
「手札に加える」=息切れしやすいのでかなり嬉しい。相手からすれば、クリーチャーを除去するために手札を使ったのに1枚手札補充されてしまう(しかも妨害が引かれれば除去すら通らない可能性がある)
「土地を置く」=マナが増えて追加の強化やカウンター構えができる
しかも、《墨蛾の生息地》が捲れれば次のターンのアタッカーをそのまま確保できる
こうしてみると、このナドゥは感染デッキの隠れた専用強化パーツだと考えられますね!
え?手甲とのコンボで専用デッキができてる?感染なんて関係なく強い?感染デッキだとせっかくの3/4飛行打点が無駄になる?
HAHAHA!またまた~御冗談を(笑)
No.1 《次元の創世/Planar Genesis》
感染デッキのメインから入る順当な強化パーツその③
今回一番の強化パーツはコレだと思います
感染デッキの弱点は、
すべての起点となる「感染持ちクリーチャー」の新規収録がないため、
使用に耐え得るごく一部のクリーチャーしか採用できないこと。
クリーチャーがいても呪文が揃わなければ単体では貧弱であること。
つまり、必要なカードにアクセスできる「強力なドローカード」こそ感染デッキに一番必要なものだったのです。
・《次元の創世》で見られるデッキトップはなんと4枚!
・しかも、拾えるカードに制限なし!
(緑にありがちな「クリーチャーか土地のみ」のような制限がない)
・そして、土地を選んだならそのまま設置可能!
・インスタントなのでカウンターを構えながらプレイできる!
・相手が油断してフルタップしたタイミングで《墨蛾の生息地》をめくって、疑似速攻があり得る!(感染デッキならではの強み)
もう、「あ~、感染デッキにも表現の反復が欲しいよ~」と嘆く必要はありません。サンキューウィザーズ!
今後の感染デッキは《定業》と《次元の創世》2種のドロースペルで今までよりかなり安定して戦えそうです
おわり
というわけで、感染デッキプレイヤー視点のモダンホライゾン3注目カード5選でした。
《次元の創世》なんかはアンコモンで手に入りやすいですし色があれば間違いなく強いと思うので4枚持っておいたほうが良いと思います。
まあ正直な話、汎用性の高い強化パーツが配られて色が噛み合ったから強化できたという感じなのでキーワード能力などがかすりもしないマイナーデッキたちも実は強化されているのかもしれません。
構築が楽しい時期なのでデッキ構築楽しみましょう!
ではまた次回!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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