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耳鼻科のようにセールスとマーケティングを診察する
医者は内科・肛門科・皮膚科と診察部位に応じて細分化していますが、耳鼻科は一まとまりになっています。耳と鼻は耳管で繋がっており病気の併発も多いので、両方の診察が必要だからです。もし医者が耳科と鼻科に分かれていたらスムーズに診察できないでしょう。
同じことがセールスとマーケティングにも言えます。事業会社では別部署に分けられ、支援会社も広告代理店、営業支援会社などと片方の領域に特化することが多いですが、この2つは密接に繋がっているので両方を診察する必要があります。例えば、私が過去に見た企業ではマーケティングとセールスの情報共有が甘く、それぞれがカスタマージャーニーマップを別々に作っていました。セールスとマーケティングを両方見ていれば防げた車輪の再発明ですね。
スタートアップではPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)を置くという動きもありますが、このポジションを全うできる人材は採用も育成も困難なので、一部のメガベンチャーを除いてPMMの内製化は難しいでしょう。今後はセールスとマーケティングを診察する耳鼻科のような支援会社の需要が増えるのではないでしょうか。
私のBtoBマーケティングの仕事については下記の記事をご覧ください。
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