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ECサイトのマーケティングはおもしろい

今年の7月頃に既存の案件がいくつか契約終了したため、新規案件を探していたのですが、知人の紹介でECサイトのマーケティングの仕事をやるようになりました。食品、飲料などの単品通販の自社ECサイトにおいて、新規獲得のためにWeb広告を運用したり、既存顧客のLTV向上のためにメルマガを配信しています。

今までECサイトの経験はほとんど無かったのですが、売上効果が明確に分かる点はおもしろいと感じました。GAなどのアクセス解析ツールを導入できるECサイトであれば、「Facebook広告経由での注文○件」のように注文数が把握できますし、注文データと照合すれば、広告やメルマガからいくらの売上を創出したかを確認できるからです。

また、BtoBマーケティングに比べて購買までのリードタイムが短いので、PDCAを高速で回せるのも特徴です(これは私が食品などの日用品のECを扱っているのも理由でしょう)。メルマガを送った場合、配信から3日も経てばメルマガ経由の注文はほぼ無くなるので、翌週には効果測定し、次の仮説を立てられます。BtoBマーケティングの場合、リード化してもナーチャリング、商談対応、見積、契約などで数ヶ月はかかるので、それに比べて驚くべき速さです。

ECサイトといってもAmazonのような大手、BASE FOODのようなD2Cスタートアップ、地方の中小企業で運営体制が大きく違うのですが、私が現在支援しているのは地方企業のECサイトです。ITリテラシーが低い人がほとんどなので説明コストが大きいデメリットはあるのですが、マーケティングの分業化は進んでいない(マーケティング担当者がいないこともある)ため支援側の裁量権が大きく、実現可能性などをしっかり考えて提案すれば大体のことは実行できるのはメリットです。今はECサイトの経験を積み、やがては大手やスタートアップも支援したいですね。

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