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141【大人のための学習法】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

皆さんこんにちは。元銀行員で融資・財務コンサルタントの中村と申します。岡山県倉敷市にて独立系融資・財務コンサルタントとして活動しています。都市銀行に中小企業向け融資の担当者として5年半勤務したのち、外資系生命保険会社の営業マンを経て保険代理店として独立し、2022年まで経営していました。そして、約5年間(2015年~2020年迄)で廃業しましたが、焼肉のエリアチェーン店を作り、5店舗経営していました。経営者としてトータル約7億円借入した経験があります。

コンサルテーションの主な対象は年商10億円規模までの中小零細企業のオーナー経営者と後継者様です。顧問先の経営者の年齢は30歳~50歳くらいと割と若いです。

主な仕事内容は、
①インタビュー・対話形式での銀行からの評価が高まる経営計画策定支援
②銀行借入の再編による資金繰りの改善

となっています。
お問い合わせはメールもしくはfacebookへのDMでお気軽に。
60分無料経営相談承ります。

nori.nakamuraconsul@gmail.com

https://www.facebook.com/norihide.nakamura.18

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【本編】


今回は、大人のための学習法をテーマに書きます。

結果を出されている経営者の特徴をまとめたものです。一部社会人以降の自分にとっての学習法でもあります。資格取得の学習法としても参考にはなりますが、あくまで、経営者や事業主が日々の経営能力を高めて行く上で何が重要かという前提で書きました。少しでもご参考になれば嬉しいです。

1.学習方法

①毎日少しでも本を読む習慣をもつ。


→必ずしも購入した本を全て完全に読み込む必要はありません。むしろ、ポイントを絞って自らの課題意識や興味のある点を重点的に読んで、自らの言葉に変換できる能力を高めていくことが大切です。「本を読むだけで脳は若返ります。」(川島隆太教授談)

②学習ノートに書き出すクセがある。


→とにかく今の時代は意識的にやらねば、”書く力”が退化して行きます。思考はPCとにらめっこよりも、ノートに書き出して修正しながらまとめていく作業の方が質の高い成果が上がっていくという経験則です。

③できる限り紙にプリントアウトしてファイリング。


→非常にアナログかも知れませんが、学習の成果物として一つに集約していくことが実は大切だと実感しています。「自らの学習の歩み」を振り返ったり、簡単に復習できるというメリットがあります。一度や二度の学習ではなかなか身につかないものです。KOKUYOやKINGジムなどのメーカー品の方がやはり質は高いので、大型文具店で手に取りながら気に入ったファイルを探すことをおススメします。

④聴き学問も活用する。


→たいていの方が中高生の頃に、どうしても苦手な教科があったように、自らの気が乗らない分野の学習はあると思います。こういう場合は、その分野に長けた方から話を聴くことや、動画の視聴で要点だけでも把握できるようになれば良いと考えています。常に、分野毎に質問できる人を増やす動きを様々なコミュニケーションの中で取り組んでいけば良いでしょう。

2.学習方法より実は大事な目的意識


コンサルタント業など、知識やノウハウを深いレベルで身につけて表現し、その対価を得ようとするケースはそれ相応の時間と対価が必要になります。生業として身を立てていくには、たとえ副業(複業)であったとしても、時間とコストの先行投資は避けられません。それを端折ると上手くいかず、結局遠回りになることがほとんどではないでしょうか?当然ですが、私は財務コンサルタントとしてのスキル・ノウハウの学びを継続しています。コツコツと何事も継続こそチカラです。

「いつまでに、どれくらいの知識水準に到達して、営業や集客施策にもどれだけリアルにチャレンジするか?」はきちんと目標として決めて、結果を検証するクセが必要です。そしてその先に、自分がどうありたいのか?社会に対してどういう存在になるのか?という大袈裟に言えば、大義や目的(ゴール設定)を考えれば日々の人生が充実していくというのが培ってきた持論です。

3.最後に 学習したことを陳腐化させないために

結論は復習の反復と、アナログファイルによる紙ベースでの情報集約と先にも述べました。結局は一度や二度では、新しい知識はなかなか身に付きません。粘り強く何度も何度も読み込み、しかるべき人間に質問し、己の理解を深めていくしかありません。そして、得た知識をアウトプットできるチャンスを意図的に自分で作って挑戦することを習慣化しましょう。これを愚直に続けて行けば、「〇〇さんってなんでも詳しいですね?」とインテリジェンスある人物という印象を周囲に与えることにきっとなるはずです。博学に思われることは、ビジネスにおいてプラスの面が多くなると考えられます。

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【融資・財務コンサルタントの仕事をかみ砕いて言うと…】

岡山倉敷市という地方都市で、独立系の融資・財務コンサルタントというニッチな業態を生業としています。

得意な分野はやはり「融資」です。貸すと借りるの両方を経験し、その道のコンサルタントとして活動している人はまだまだ少ないと思います。

実務としては、インタビュー・対話形式をメインで、銀行などの金融機関の評価が高まる、改善施策を行動計画にまで落とし込んだ「経営計画」を作るお手伝いとなります。実はこの「経営計画」を作っていく中で、自社の情報を体系的に整理するというメリットを得られます。そして、銀行から自社の財務状況がどう評価されているのか?(財務格付と言います)を算定するノウハウが弊社にはあります。この財務状況がどういう状態なのかをコンサルテーションの中で、分かり易く説明させていただきます。少しだけ踏み込んで言えば、この財務格付の算定プロセスの中に、自社の改善ポイントを見つけることができます。

「経営計画」以外には、銀行借入の再編プランを作り、金融機関への説明資料を経営者と一緒に作成し、場合によっては銀行の許可を得た上で、交渉の場に立ち会わせていただくことも頻繁にあります。銀行融資の再編だけでびっくりするくらいの資金繰り改善に繋がることが多くあります。

色々と書きましたが、年商10億円規模までの中小零細企業の経営者には、頼りになる右腕的幹部社員もいなかったりするケースが一般的です。つまり、私(弊社)は外注幹部社員としての役割を担うことになります。

融資・財務改善を軸としたコンサルタントは多いようで実は少ないと考えられます。このnoteを読まれたことも何かの縁ですので、自社の財務面や戦略面でモヤッとしていることがあればお気兼ねなく、質問などお問い合わせください。メールとfacebookへのDMでどうぞお気軽に。

60分無料経営相談承ります。

nori.nakamuraconsul@gmail.com

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