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【就活の早期化の実態】

企業の囲い込みは、3年生の6月からインターンにて行われている

がしかし、

あくまでもそれは、学生の選別の為に行われるものであることを忘れてはならない。

インターンやセミナーなどに参加したから無条件で内定が得られるというわけではなく、早期での内定が得られるだけであるという事を。

選考フローが短縮される可能性はあるが、面接や採用試験の難易度は変わらない。

3年の12月には、外資系の企業から内定が出て、3年生の3月には、ドコモや三菱商事やキーエンスなどの内定が出る。

ただそれだけの話だ。

けれども、これから就活を始めるであろう後輩たちには、さらに早い時期での内定が出る可能性がある。

始まる時期(3年生の6月)は変わらないのだから、「早期決戦」になるという事だ。

つまり、就活の情報を教えてくれるような大手企業内定している先輩のいるような恵まれた環境下で、短期間でES対策や面接対策、デザイン思考テストなどをこなせるような要領のいい奴だけが勝つようになる。

筆者が懸念しているのは、今の3年生に大学の講義の勉強と就職活動を両立することはできるのだろうかということだ。

私自身も就活を教えてくれる大学の先輩や仲間に恵まれなかった側の人間だ。

筆者が、このような記事を書かない限り、就活の「情報格差」の溝は深まるばかりであろう。


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