才華

アニメ・文学・漫画について考察しています。たまに哲学の話をします。 基本的にはブログ (https://www.zaikakotoo.com/ ) の方で活動しています。

『天気の子』は「幼稚」な物語なのか?④(完) なぜ物語には<子供らしさ>が描かれるのか?

Ⅴ. 『天気の子』は「幼稚」な物語なのか? ⅰ. まとめ  以上、下の3つの疑問を軸に『天気の子』を考えてきました。 ①「青空」ではなく「陽菜」を選ぶというラストの選…

『天気の子』は「幼稚」な物語なのか? ③「大丈夫」は無責任な言葉か?

Ⅳ. ③「大丈夫」は無責任な言葉か? ⅰ. 「大丈夫」は無責任な言葉か?  『天気の子』の感想を見ていて、一番気になったのは、「僕たちは、大丈夫だ」という言葉が無責…

『天気の子』は「幼稚」な物語なのか? ②「世界なんて、最初から狂ってた」は免罪符か?

Ⅲ. ②「世界なんて、最初から狂ってた」は免罪符か? ⅰ.「最大多数の最大幸福」か「一人の生命か」  前の記事で、「青空」か「陽菜」かという問いは<大人>×<子供…

『天気の子』は「幼稚」な物語なのか? ①「陽菜」を選ぶという選択は「幼稚」か?

Ⅰ. はじめに 多くの「大人たち」に、この作品は無責任だと罵ってほしいし、「大丈夫」なわけないだろうと憤ってほしい。そしてオタクたちが「これが理想だなあ」と言いな…

僕たちが普段つかっている「言葉」の無力さ、あるいは有力さについて

僕が見る「赤」は君の見る「青」?  こんな話を聞いたことがないだろうか?  僕が見ている「赤」は、本当は君には「青」に見えているという話だ。  例えば、僕はいつも…

直井文人は「神」である。 ―Angel Beats! への答え④<完>―

11. 直井文人は「神」である。  こうして彼は三度「神」となる。  最初に書いたように、彼も「理不尽な人生」を歩んだうちの一人だ。  誰に頼んでいないのに「陶芸の名…