茹だるような暑さと業務連絡
今日も暑かったせいか、娘が帰宅するなりベッドにバッタリ倒れ込んですやすやと数時間眠り続けていた。さすがにこれからまた補習校へ行かせるというのも酷だよな、と思い担任の先生に欠席の連絡をしておいた。息子もまだ咳が残っているし、ひとりで暑い中出かける気力がなかったのだろう。
そういう私も朝起きてから立ちくらみがしたので、娘を見送ってすぐベッドに倒れ込んでいた。人のことは言えないし、鉄分不足もまだ解消されていないようだ。起きてからもあまりの暑さとだるさでスイカすら買いに行けなかった。ひっくり返っている私を目にして、昨日の残りのスイカを息子は自分で黙って切って食べていたようだ。すまない。
室内の気温もすでに30度近くまで上がっている。空調で暑い空気をかき混ぜて誤魔化してはいるがさすがにうだるような暑さである。キーを叩く手のひらが熱を持っているし、じんわりと汗をかいている。
雇用先から契約書を待っていたら、それより先に第1週目のシフトがメールで届いた。月、火、水、金でそれぞれ6時55分から15時25分まで。1日だけ8時55分から17時25分という真っ当な時間帯になっていた。そんな入り方もできるのだろうか、よくわからない。とにかく遅番と夜間のシフトが入っていなかったのは先方の優しさなんじゃないかと思う。
これでシフト制で働くのはモスクワの医療クリニックの時を合わせて2度目になる。ただ、今回のような夜間のシフトは経験したことがないので少し不安はある。シフトが明けるのが早朝でそこから帰宅して果たして眠れるのだろうか、とか次のシフトとの兼ね合いはどうなるのだろうか、とかそういうことだ。今から心配しても始まらないのでやってみるよりほかはないのだろう。
今回の就活も家族には特に前もって話してはいなかったので全て事後報告である。決まってからでないと具体的に話せないし、そもそも就活について話したところでどうなるわけでもない。シフト制なので私もそうだが家族が慣れるまでに時間がかかりそうだ。
しっかし、遅番の帰りが真夜中なので車移動の方が安全だよなぁ、とは思う。こちらも実際に帰り道がどのくらい安全なのか確認して決めるしかない。最近は夜に公共交通機関を使う機会が減っているため状況がわからないからだ。たまにホームに人が倒れていた、とか碌でもない報道を目にするくらい。最悪、帰りだけシェアカーなどを利用する必要があるかもしれない。夜道をドライブしながら帰るのも悪くないだろう。なんでも初めは試行錯誤するしかない。
シフト表もアプリを使うようだがログイン情報がまだ届かない。こちらもドイツのテンポに慣れるしかなさそうだ。どのみちもう金曜日の夕方である。
夕飯を作ってメールを確認したが思った通り何も届いていなかった。シフトの時間だけはあるので、当日その時間に行けば直接原本やら何やらを渡されるに違いない。相方に報告したら「面白そうな仕事だしロシア語が使えるんだからいいんじゃない」と肯定的な返事が返ってきた。
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