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夏日のベルリン

なぜか南デンマークや北ドイツの海辺にいた時も、ハルツ山地で数日間過ごした時も涼しかったというかむしろ寒かった今年の夏期休暇旅行。

行きと帰りの車での移動中がなぜか偶然にも暑い日に当たり、30度近くまで気温が上がり大変だった。我が家の年季の入ったVW、なんとクーラーが付いていないのだ。

移動中は蒸し風呂、旅先に着いた途端に冷夏。

そして、ベルリンに帰ってきた途端、また一気に30度越えの日々が続いている。

一言で言うとクーラーがない街中での30度超えは暑すぎる。

こんな気温の日に海や山の中の湖で泳ぎたかったんだよなぁ、という思いがちらっと頭をよぎる。天気ばかりはどうしようもない。それにしても、だ。

旅行続きだったので、またブランデンブルク州の湖に出かける気力はないし、市内のリーチしやすい湖ですら行く元気もない。不思議なものだ。

仕方なく炎天下の中、子供たちとポケゴーをすることにした。

炎天下と出かける気力のないのと、ポケゴーには何の繋がりもない。それでも長女とトコトコ歩きに出かけた。よくよく考えると、この私に炎天下の外出を促すほどのすごいゲームなのである。

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何を隠そう、暑いのが心底苦手なのだ。そうでもなければ文句なしに寒いベルリンやモスクワに好き好んで住んでみようとは思わないだろう。

11時から14時頃まで近所をウロウロ。途中で何度も休憩を挟み、簡単な食事も外の木陰で済ませつつデオキシスを狙うも2度も逃げられた。

ジムで待機していると、ポケゴー のグループがどこからともなくワサワサと現れ、あれよあれよという間に20人ほどが集まった。みんなこの暑い中、本当にご苦労様というより他ない。

たかがゲーム、されどゲーム、あまり出現しないポケモンを捕まえようと、子供から大人までが夢中になれるのだから面白い。

家に戻ったら、今度は相方と帰ってきた息子と一緒にリベンジも兼ねてまた公園のジムでデオキシス討伐へ。3度目の正直でちゃんとゲットできた。

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「ママ、よかったな。諦めたらあかんねんで。」息子にまで慰められる始末である。

なんだかんだで、やはりいいゲームだと思う。

それにしても暑すぎるな。明日から一体どうやって涼をとればいいのやら。




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