ブラックフライデーとジョギング。どこか中途半端な覚書。
数週間前からメールでもSNSでもブラックフライデーの告知で溢れかえっている。もう土曜日だというのにブラックフライデー週末とやらで、まだまだセールは終わらない。買おうかな、と思って放置していたアディダスのスポーツウェアも完売していたし、狙っていたソニーのイヤホンも大した値引きもされず、逆に値段が上がっていた。気をつけないとそんなこともある。
今年はそんなわけでサイトをいくつかウロウロしただけで終わりそう。これまでにブラックフライデーの恩恵を受けたのは一度だけ。やはりソニーのヘッドフォンを買い替えようと思っていたときだった。その時に購入したヘッドフォンはいまだにほぼ毎日使っているし、使い勝手も音質も良く非常に満足している。
このブラックフライデーの一連のセールとやらも、以前は行われていた記憶がない。ハロウィンもそうだが、ドイツにも徐々に根付いてきたようで年々盛り上がっているように見える。
ところで、ドイツにいると購買欲というものがほとんど湧かない。今年も日本で細々とした買い物を楽しんできたので、ブラックフライデーと言われてもそれほど買いたいものがない。結局、自分が欲しいものが安くならないと嬉しくもなんともないのである。ユニクロで一目惚れしたプリーツスカートも買ったところだし、ジョギングウェアもパンツばかり揃えても仕方がない。油断しているとスポーツウェアばかりが増えていく。
と、ここまで書いて、先が続かずそのまま寝てしまった。今はもう日曜日の午後である。珍しく長時間日が出ているので、お昼近くまで寝てコーヒーを飲んでから、まだ公園で3キロ走ることができた。この季節のベルリンは早起きしないとすぐに夜みたいに真っ暗になってしまうのだ。試しに目覚ましを掛けずに寝たら、いつまで経っても目が覚めなかった。どうなっているんだ。プランクが効いたのかもしれない。
また0度近い気温だったが、日が出ているともうそれだけで気持ちが清々しくなる。まだ5キロを軽く走れるようにはなっていないが、3キロならインターバルなしでも走れるようにはなってきた。こればかりは地道にコツコツ距離を伸ばすより方法がなさそうだ。
本当にやりたいことがすぐに実行に移せず辛いこともあるけれど、できることから地道にコツコツやっていれば近いうちに実現するに違いない!そういったメンタルを鍛えるという意味でも、嫌いなジョギングを続けることは何か意味があるはず。
そんなことを考えながら、一歩一歩重い足を前に繰り出す日曜日。
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