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今シーズン最後のサッカー試合

ロックダウンが緩和してから、また慌ただしい日々が少しづつ戻りつつある。その中でも顕著なのが息子のサッカーの試合。また平常通り、毎週末に試合が入るようになったからだ。

とはいえ、来週の木曜日から夏季休暇に入るため、今日の試合が今シーズン最後の試合だった。

それにしても今朝もかなりの暑さ。サッカーコートには直射日光が当たり、日陰もない。保護者はコート脇の木陰からの観戦である。座ってサッカーコートを見ていると遠くに蜃気楼が見えるほどの暑さだ。

朝の10時なのに気温はすでに30度。コートの中はゆうに30度を超えているはずだ。

試合の相手はブンデスリーガの一部リーグに所属するベルリンのヘルタというチームのジュニアチーム。もちろん強い相手である。

2年前の試合では確か7点差くらいを付けられて惨敗した相手だ。息子に「今日の試合は勝てると思う?」と聞くと、「強いから無理かも。」と少々弱気な返事が返ってきた。2年前の印象が強いのだろう。

さて、そんな強豪チームとの親善試合が炎天下で開始。

先週の試合運びを見て驚いたのが、チームの中でも数人が特に際立って上達していたこと。積極的にゴールを狙いに行くのはもちろんのこと、1対1の場面でも最後までボールをコントロールできる子どもが増えていたのだ。

昨年のロックダウンで息子の場合はサッカーへの興味も薄れてしまっていたが、そうではない子どもたちは自主練を続けていたのだろう、と思う。それくらいはっきりとチーム内で子どもたちの実力の差が出ていた。結局は、うまくなりたいかそうでないか、サッカーが好きかそれほどでもないか。そこに尽きるのだろう。ロックダウンでもコツコツ練習を続けたかそうでないか。

9歳前後になってくると、体の大きなことそうでない子の差も出てくる頃だ。体の大きな子は安定したサッカーができるようになってくる。

結果はなんと5−2。2年前に7点差で負けていた相手に3点差で勝つことができた。ここ数回の試合で負け知らず。大したものである。

来シーズンからは新しいトレーナーがつくことになっている。小学校も4年生から新しい担任に変わる。いいトレーナーと先生に当たるといいんだけれど。

木陰とは言え、うだるような暑さの中でのサッカーの観戦。ちっとも走っていないのに、暑さにやられたのか昼寝をがっつりしてしまった。こんな暑い中、子どもたち本当によく走れたよなぁ。

さて、今日のドイツ戦はどうなりますか。子どもたちの試合の間、相手のプレイヤーがオウンゴールめいたことをしたときに「フンメルス的なアクションだったな」と呟いていた父親がいたのがおかしかった。前回のドイツ戦では、フンメルスがオウンゴールを決めて(?)1−0で負けてしまったからだ。

「ドイツ戦も勝てるといいよね!」と言って別れたのは言うまでもない。

結局、強豪ポルトガル相手にドイツのナショナルチームが奮闘し、結果は4−2。久しぶりにドイツの面白い試合運びを見ることができた気がする。ポルトガルのサッカーはオープンなのでドイツにもチャンスが生まれたのだろう。こちらもいい試合だった。

こんなサッカー三昧の土曜日。

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