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苦手なことにチャレンジ〜ペニーボード編

11歳の娘はスポーツ全般が得意だ。それに教えるのもうまい。

ロックダウン中のベルリン、接触制限も厳しくなったため友達の家にも行けなくなってしまった。娘が家にいるまたとないチャンス。

「ちょっと外に出て散歩でもしようよ。」とお昼を食べた後に声を掛けると、「ママ、じゃぁペニーも持って行くから練習な。」と娘に言われた。

運動は苦手ではないが、娘のように何でも一通りできるタイプではない。水泳やスキーなど水関連のスポーツや滑るタイプのウインタースポーツがとにかく苦手なのだ。

ペニーボードも転がる系なので苦手、というよりできない。

先日、息子と一緒にやはり同じように散歩に行った時に少し試してみたが、ペニーボードのサイズが小さく初心者にはハードルが高かった。少し坂になっているところを3mくらいコロコロ転がって終了。

娘曰く、大きい方が乗りやすいから、とのこと。なるほど。

はい、まずはボードに10秒両足を乗せて立ってみて。
できたら、次は軽く地面を蹴って足をこう揃えて前に行ってみて。
じゃあ、大きく地面を蹴って足を揃えて走ってみて。
(坂になっているところで)今度はそのまま坂を降りてきて。止まる時はこう。

というように、徐々にハードルを上げてうまく説明してくれるのだ。上に書いたように日本語で文字通り説明するのは難しいようだが、とにかくまずはやってみせて「はい、じゃあママやってみて。」と先生振りを発揮。

実は娘に以前、背泳ぎのやり方も説明してもらったことがあるのだが、とにかく教え方が本当にわかりやすい。

自分で簡単にできてしまう割にはできない人の立場に立って考えられるので、大したものだと思う。

というわけで、いい先生がいる間にペニーボードに少しは乗れるようにしておきたいと思う。公園のカーブの坂を降りれるようになれば「6歳」なんだそうだ。今日の出来高は「なんとか1歳」。ペニーボードに両足を乗せられるようになっただけでも、自分の中ではかなりの進歩である。

怪我は禁物なので先生の言うことをきちんと聞いて無理なく楽しめればいいかな。


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