何の変哲もない月曜日
起きたくもない時間に目覚ましのような音がしたので目が覚めてしまった。どちらかというと最悪の目覚めだ。
文句を言っても仕方ないので新着メールを確認し、ベルリンの現地校や日本語補習校の先生方から「今週の課題」と題された大量の添付付きファイルを発見し、思わず深いため息をつく。
そして、ツイッターの通知が来ていないかどうかチェックし、返答するべきものには返答を返す。
そんな普段と特に何も変わらない月曜日の朝。
カーテンを開けると珍しくどんよりとした曇り空だ。
今日は特にこれといった約束もなく、急ぎで片付けるべき案件もない。
と言いたいところだが、本当はしなくてはならないことは山積みだということも実はわかっている。
「今日は体調が優れないから。」「明日は電話してみよう。」
これまた、いつものごとくなんだかんだと言い訳をしながら先延ばしにしているような気さえする。
3月上旬から普段通りの生活をしているつもりだが、どこかでブレーキのようなものがかかっている気がしないでもない。
「コロナ禍だから。」「こんな時に無理をしないでも。」「実際、窓口対応してもらえないわけだし。」
実際に存在する外因的制限と自分の中の制限(ブレーキ)を履き違えないよう、今日も普段通りの月曜日を過ごすべく精進したいと思う次第。
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