見出し画像

久しぶりに3キロ走ってみた

今日も相変わらず世界情勢に好転は見られず。

それでもベルリンには太陽の日差しが戻ってきて、少しずつ春に近づいているのがわかる。

こんな時は体を動かすのが何よりのクスリ。ロックダウンの時もそれこそ半ばヤケクソになって、毎日取り憑かれたように走っていた気がする。

そこまで追い込むことは足の調子もあるのでできないが、整形外科の先生に言われたように、行けそうであれば3キロ走ってみることにした。

これまで公園をぐるっと2周走っていたところを4周に戻すことはできたが、それに後1周を足す必要がある。行けるかな。不安な気持ちを抱えながらゆっくりと走り出す。今朝は体も重くていつもよりペースが上がらない。

それでもなんとか5周を達成。ログを見てみると、不思議なことにいつもより若干早いペースで3キロを走っていたようだ。走っている時の感覚が外れていることって割と多いのだ。早く走れたような気がしたのにいつもよりスピードが上がっていなかったり、今朝のように逆もまた然り。

1年以上ぶりに3キロを通して走れたかもしれない。些細なことだけれど、足を痛めてからはその意味合いが全く違う。フラフラになりつつ、ストレッチと筋トレもいつも通り3セットずつを丁寧に行う。体を動かしている間は自分の呼吸のリズムや足の運びに集中しているので、余計なことを考える必要がない。走りながら聴いている音楽にも助けられる。

今日はある知らせのために、仕事も追い込む必要があったので全速力で進めてみた。それも精神的にとてもいい方向に働いたようで、集中している間は余計なことを考える必要がほとんどなかった。忙しいという状態も今はずいぶんと精神的な助けになるようだ。電話で全く知らない相手とドイツ語で話すことも、ある意味メディテーションのような作用があったのだから不思議だ。

ツイッターやニュースをここ数日は、やはり追いすぎていたのかもしれない。明日も、今日のように短時間でもいいので集中して物事に当たろう。今はそんなふうに思っている。

刻々と状況が変わる日々ではありますが、できるだけ心を落ち着かせて生活ができますように。そして、ウクライナもロシアもその他の国々も1日も早く日常生活が滞りなく送れるようになることを願います。破壊が生み出すものなど何もないのだから。




サポートは今後の取材費や本の制作費などに当てさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします!