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ひとり映画祭開催中
今月は相対的に仕事の量が減っている。正直、あまりよろしくはないのだけれど、まとまった時間があるときにしかできないことをしようと潔く映画を観ることにした。それ以外にも友人に勧められたシアターやオペラなどにできるだけ足を運ぶようにしている。
先日、キアヌで盛り上がったところなので、手始めに彼の出演作を中心に観ることにした。非常に単純でわかりやすい動機である。NETFLIXで検索してヒットしたものをまずは3本。
・ディアボロス/悪魔の扉(1997年)
・47RONIN(2013年)
・心のカルテ(2017年)
『ディアボロス』も『47RONIN』も豪華なキャスティングの割に「えっ?」というよくわからないストーリで少しがっかりした。摂食障害がテーマの『心のカルテ』が一番見応えがあったのだが、キアヌはそれほど出番がなかった。そういえばまだ観ていない映画もあるし、なんならタイトルを聞いたこともないような映画もあるんだよなぁ。
次に観たいのはこの辺りである。
・ハートブルー(1991年)
・マイ・プライベート・アイダホ(1991年)
・スピード(1994年)
・イルマーレ(2006年)
・ブルータイヤモンド(2018年)
そして既に観た『コンスタンティン』(2005年)は何度でもリピートしたい。キアヌ・リーブスの出演作で一番好きなのはこの映画だからだ。とはいえ、マトリックスとJohn Wickシリーズくらいしかちゃんと観ていないので、全くお話にならない。キアヌは好きだが、彼の出演作がそれほど好きになれないというのも残念なことだ。
そもそも、映画を観るときは誰が出演しているか、というより監督で選ぶことの方が多い。ヴィム・ヴェンダースやジム・ジャームッシュ、アンドレイ・タルコフスキーなどがそのいい例である。
さて、今日はどの映画を見ようかな、とNETFLIXのマイリストを確認すると、『ターミナル』(2004年)が入っていた。トム・ハンクス主演の実話をもとに台本が書かれたという作品だ。少し観てみようと思ったら、息子も観たいというので結局ふたりで最後まで観てしまった。
すると、この映画が面白かったせいか、翌日もまた映画が観たい、と息子が夕飯の後に言うではないか。残念ながら一緒に観られそうなキアヌ映画が見つからないので、今度は『セントラル・インテリジェンス』(2016年)を観た。娘はアニメが好きだが、息子曰く「アニメより本物の人間のやつの方がいい」んだそうだ。
そんなわけで、全くキアヌの出演作品を観ることなしに週末が終わってしまった。
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