コロナ簡易テストキット
さて、イースター休暇明けのベルリン。小学校も簡易テストを行いながらなんとか短縮授業を続ける意向のようだ。
3月末に配布予定だったテストキットの配布が休み明けにずれ込んでしまったが、息子の小学校では初日に配布され、今週は自宅で月曜日と木曜日の2度テストを行うことになった。
担任の先生からテスト方法のやり方をまとめた用紙を受け取って帰宅した息子。学校でもやり方の説明があったようで、ある程度テスト方法を頭に入れて帰ってきていた。
実際にコロナテストを受けていたので、やり方はなんとなくわかっていたのだが、用紙に書かれた説明はかなり細かな指示が多かった。
以下、ざっと概要のみになるが手順はこんな感じだ。詳細が知りたい方は以下のSiemens製簡易テストのリンクをご参照まで。
1手をよく洗うこと
2試験容器の中に試験液を10滴垂らす。
3綿棒の先2センチから4センチくらいまでを鼻の中に入れて5回ほど回す。
4綿棒を試験容器の中で最低6回、回す。その際に容器の縁と底に押しつける。1分ほど浸けておく。容器を外から何度か押さえる。
5テストプレートを取り出し、Sと表示された窪みに試験容器から4滴垂らす。
615分後に結果を見る(20分以上経った結果は不可)。
こんな風に気にしなければならない回数や時間が多い。今週、自宅で検査する際に子供がひとりでできるよう練習しておかないと、来週からの学校での検査が割と大変になるかと思う。特に検査を行う担任の先生の負担を考えると、自宅である程度の準備が必要だろう。
子供たちもコロナで色々と新しいことを覚える必要が出てくるし、日常生活上でも気を配らなければならないことも増えている。ストレスになると大変だが、ひとりで色々と考えて行動し自立する子供たちも増えるのではないだろうか。
ホームスクーリング然り、簡易テスト然り。
自由にのびのびと過ごせないのは本当に親子共々辛い時期ではあるが、あまり完璧にやろうとせずにできるだけうまく乗り切って行きたいな、と試行錯誤の日々。
今年中は少なくとも、何をするにもテストとセットで考えておいた方が良さそうだ。ワクチン接種もいつになることやら。
簡易テストもメーカーによって扱いが多々異なるとは思うが、参考までに小学校から配布されたSimens製のClinitestのHPリンクを貼っておきます。
なんとか週2の簡易テストと並行して短縮授業が続行されますように。