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そして今日も寝不足で寒かった

今日も朝からサッカーの試合に。ボスニアから来たばかりで、まだ土地勘のないお母さんと息子を連れて、まだ足を運んだことのないサッカーグラウンドへ出発。30分もあれば着く距離なのでホッとした。

それでも出発したのは朝の8時半。ほんと勘弁してほしい。土曜日の朝なのに7時過ぎに起きなくてはいけない。とほほ。

目覚ましがなった時は半信半疑だった。

「え、もう朝!?だってまだ暗いしそんな時間のはずはない。」

スマホのモニターを見ると7時15分だった。暗くても朝なのがベルリンの冬。まだまだ眠いし、暗いので全くと言っていいほど目が覚めない。

しかも今朝の気温は一桁。じっと立っていられないほど底冷えのする朝だった。ぴょんぴょん身軽に動けるように、またジャージ姿で参戦。ここ数日で新規感染者数が5万近くにまで増えているドイツ。風邪など悠長にひいていられる雰囲気でもない。ただの風邪なのかコロナなのか、迅速テストで陰性だったから安心した、体調を崩していたトレーナーもそんなことを言っていた。本当に厄介な季節だ。

集合時間に着いたが、珍しく相手チームの姿がさっぱり見えない。入り口も閉まったままだ。待っている間、子供たちは歩道で広がってウォーミングアップをしていた。立っているだけの親は寒くて仕方がない。結局、相手チームが来たのは9時半だった。後、30分長く寝られたんじゃないか。

そんなわけで、もう既に身体は冷え切ってしまったが、子供たちのトレーニング中に飛んでくるボールを拾いに行ったりして、なんとか寒さをやり過ごす。お母さんと息子のボスニア語を一生懸命聞いたり、ボールを追いかけたりしているうちに試合開始の時間に。

kako: wie(どうやって?)
heide!: komm!(おいで!)
tata: Vater(お父さん)
Šta radiš: was machst du?(何してるの?)

そう言えば、うっかり半袖と上着だけでサッカーコートに向かったら、あまりにも寒くて友達が一枚長袖を貸してくれたのだ。サッカーウェアもそろそろ冬仕様にしておかないと。息子は基本的に暑がりで薄着だから忘れがちなのだ。

今日の試合は交代要員がいなくて前半・後半通してずっと7人だけでプレーしたにもかかわらず7ー4で勝てた。息子も今日はとても調子が良くて楽しそうだった。練習試合だとはいえ、たまには勝てないとさすがにモチベーションが上がらない。

試合が終わった後は仕事の入っている母親と別れて、友達と連れ立って家でお昼に。父親が入れ替わりに迎えに来ることになっていたので、What'sUPで連絡を取り合う。せっかくだから、ボスニア語も使ってみる。

bez žurbe: keine Eile(急がずに)
nema Stress: kein Stress(ストレスにしないで)
ispravan: richtig(合ってる)

グーグル翻訳がどこまで正しいのかは知る由もないが、通じていたようなので大体あっているのだろう。

ボスニア語を習う必要は全くないんだけど、少しくらい分かっていた方がいいこともある、かな?

本当は今すぐベッドに潜り込みたいくらい眠いんだけど、tataが迎えに来るのでそれも叶わず。今日こそは早く寝よう…

息子は嬉々として泊まりに行った。少しはボスニア語が上達するかもしれない。というか、みんなにドイツ語でたくさん話してあげて欲しい。



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