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一昨日前、息子がまた寝る前に堰を切ったように話し出した。10歳の息子には、たまにこういうことが起こる。まだ、そんなに眠くないねん、と言いながらこんなことを滔々と話し出したのである。 眠る前に、なぜこんな話になったのだろう。小学5年生がこんなことを心配しなくちゃいけない世の中になってしまった、という現実。 ベルリンからウクライナのキエフまでの距離は、飛行機でたったの2時間ほど。距離が近いのと、クラスメートの父親がウクライナで亡くなったことも影響しているのかもしれない。息子に
ポーランド!? 昨晩のニュースで背筋が凍った。そして、思いのほか動転した。そして、ドイツ語の文法のテキストを開くこともできなかった。なんなんだ、一体。 「日常生活」というものは、自分達の安全が確保されているという確信が持てないと継続できない類のものなんだろう。ロシアがウクライナに侵攻した2021年の2月後半以降、その確信が揺らいでいるが、全力でそれに気づかないフリをしていたに違いない。そうでないと、「日常生活」に支障をきたすからである。 それが、ロシアのミサイルがポーラ
明日で感染から10日目。今回は5日目で既に陰性反応が出たが、やはり10日くらい経たないと余り外を出歩く気にはなれない。咳も少しづつマシになりつつあるので、今日は日がまだ上っているうちにと、恐る恐る買い出しに行ってみた。 いつもの公園も寒さが厳しくなってくると、犬を連れた人がちらほらいるくらいで閑散としてくる。今日は日中はスッキリと晴れたので、日向の斜面に数人の姿が見えた。日向ぼっこでもしたくなる、太陽の光が名残惜しい、そんな季節である。午後2時半過ぎに外に出たが、もう日差し
もっと早くnoteに投稿しようと思っていたのが、なぜか今になってしまった。先月がバタバタと忙しかったせいもあるかもしれない。 ツイートへの返信がきっかけで知り合い、一緒に本を作ることになったベルリン在住の林純子さん。彼女が日本で印刷をして持ち帰ってくれた「廃墟と記憶 I ベルリン」を先日、受け取りに行ってきた。 この本が自費出版という形で出す初めての本、ということになる。 本作りのアイディアが出たのは2021年だったと思うが、すでに廃墟をいくつか訪問していた林さんの写真