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肉じゃが誕生秘話から学ぶ!生み出しのコツ

こんにちは!
管理部の佐々木です。

おふくろの味の代表 ”肉じゃが”
この一品はどのように生まれたかご存じでしょうか?

私は「役割認識」から生まれたものだと思います。

時は明治時代。
海軍の名称と呼ばれた東郷平八郎が、若かりし頃に留学した際に食べたビーフシチューの味が忘れられず、部下に作らせようとしたそうです。

ただ当時の日本、しかも船上ではビーフシチューを作るのに必須の
赤ワインがなく、代わりに醤油を入れて試作したものが肉じゃがの発祥になったそうです。

私はこのエピソードを知り、東郷氏にビーフシチューを作るように命じられた
部下の方々のことを想像してみました。

船の上で調理方法が限られる
必須の調味料がない

このような制限がある中で、もしかしたら
”船の上なんだし、思うように作れないよ”とか
”あの調味料があったらもっとできるのに・・・”
という気持ちが一瞬でもよぎったことがあるかもしれません。

それでもなお、何とかしてビーフシチューを!と探求し続け、
完全ではなくともその時の最大限で提供に至ったのは
部下のビーフシチュー再現を託されし者としての役割認識や
そこからくる必ずつくる!という目的意識があったからなのではないかと思います。

ついつい、ないものに思いを馳せてやらない言い訳にしてしまいがちですが
このエピソードから一見すると分が悪いと感じることほど
実は新しいものを生み出したり
これまでの自分には見えなかった視点が生まれるのだと気づかされました。
”肉じゃがマインド”で日々精進していきたいと思います(^^)/

ちなみに・・・
東郷平八郎氏を崇祀している東郷神社の隣
にある東郷記念館で9月に弊社でイベント開催が決定いたしました!

テーマは「Re.START」
様々な再出発をしたい方々の背中を押そう、という応援企画も予定しています。
背中を押されたい方、押したい方、とにかく楽しみたい方
ご一緒できましたらうれしいです!


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