クロノスとカイロス
ビジネスにおいて時流を読むことは、小学生でも
理解できるほど重要なことです。
どんなに秀逸なデザインで、音声品質も良くて画面も綺麗なガラケーがあったとしても、それがこれから流行るのは至難の業ですよね。
一蹴、スマホでええやん。
「時流」とは未来へ連続する時間のこと。
そして、その連続する時間軸上で、時代や状況、条件などの出来事が重なる「限定的な時間」が存在します。絶好の機会、転機、つまりまさに「今」。
これを逃さないことも同じくらい重要です。
ガラケーを一蹴する利器、スマホも現代だから需要がある訳で、これが仮に江戸時代に存在してたとしても使いものになりません。
まず充電すらできない。
どんなに素晴らしい発明、システムであっても、時代、状況が合わなければどんなにそれに努力をぶつけようとも水泡に帰すだけです。
未来へ連続する時間のことをギリシャ語で「クロノス」と言いますが、時代や状況が重なり生まれた、絶好の機会のことを「カイロス」と言います。
時流を掴む者を「クロノノーツ」とするならば、機会を掴む者は「カイロスノーツ」。
情報によって時流を捉え、機会を逸しない集合体は、物事の発展する速度、時間、流行りでさえもコントロールできますから、その集合体はもはや時流さえも操ります。
時間上は誰しも同じく未来へ向かいますが、時流では操る側と振り回される側に別れます。
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