正直な話。

そこに行けば何かに出会える。

幸運なことにそういうお気に入りのお店がある。

正直なものしか置いてないという。

・・・・

今日はちょっとむしゃくしゃしている。

私はSNSで「@〇〇ちゃんと遊びました！またあそぼーね♡」「@〇〇ちゃんとランチほんと楽しかった！次は〇〇に行こうね！」などとメンションをつけ公に外向けにイチャイチャする図があまり好きではないのだが、そういったものを見てしまいむしゃくしゃしている。


なぜ外に吐くのか。そんなに仲が良いのなら〇〇ちゃんとの間2人でヒソヒソと話せばいいではないか。実はとても不安定な関係なのではないか？〇〇ちゃんと仲がいいんだ私たちは仲がいいんだ楽しかったんだとても楽しかったのだから他が入る余地はないんだ私たち2人がとっても仲がいいんだよと言いたげな気がする。必死感がある。なんとなく本当は楽しくなかったのではないかとすら思う。小学生の頃を思い出す。


何を隠そう過去自分もそういうことをした心当たりがあることを込み込みで、口の中に嫌なむしゃくしゃが広がるのだ。

……そういう時はね、ハーブティーを飲むの。
ホーリーバジルのハーブティー。いい香りよ。
胸がスーーっとするわ。

このハーブティーも冒頭のお気に入りの店で見つけた。かわいい文字でポップにストレス緩和と書いてあった。

あの投稿でむしゃくしゃするのは、自分が仲間に入っていないからだ。パチンッと弾き飛ばされたおはじきみたいな気持ちになるからだ。
そういう経験を思い出すからだ。仲間になんてなりたくないやい、とやけにツンツンしてしまうからだ。

ハーブティーを飲み、少し心が落ち着いた。


今日の私は少し正直になりすぎた気がする。


正直な品物しか置いてないらしいあの店の棚に、明日には私が並んでいるかもしれない。
買ってね。

・・・おしまい・・・

おまけ。

公イチャイチャの投稿に「私も行きたかったー」というコメントがつくこともある。
意図して呼ばれなかったかもしれないのになんてツヨツヨのメンタルなんだ！とビックリしてしまう。そしてもし晴れて自分が参加した時に「@〇〇ちゃんと遊んで楽しかったー！」と投稿されなかったら楽しくなかったのかななんて不安にならないかな、とその先を案じてしまう。

あまり考えすぎないためのハーブティーを探しにまたあの店に行かねばと思う。