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再生レシピ

肉じゃがをリメイクしてコロッケを作った。

私はいつも自炊したら多く作りすぎてしまう癖があるので、
昨日作ったおかずを次の日に食べることがしばしば。

昨日のメニューと今日のメニューが一緒だとどうしても飽きてしまう。
昔、母がよく作ってくれたコロッケが食べたくなったので作ってみることにした。

余った肉じゃがを潰して、コロッケの形に成型して、薄力粉をまぶし、パン粉をつけた。そしてフライパンに油をしき、170℃で揚げた。

レシピとして書いてみるとこれだけ、なのだがやはり揚げ物はめんどくさい。
手は汚れるし、においもうっすらつくし、揚げるのもひっくり返すと崩れるからそーっとやらなくてはいけない。
一つ一つの動作は大したことではないが、連続でやるのはわずらわしい。
これは禁句かもしれないが、確実に買ってきたコロッケの方がおいしい。
なのに、何故作ってしまうんだろう…

とはいえ、初めてにしてはまあまあおいしくできたと思う。
じゃがいもは甘く感じ、少し秋の味覚だと感じた。
お店のコロッケの味にはとうてい叶わないが、悪くない。手作りコロッケの味だ。

自炊について、このnoteでもよく話題に上げている。私ができる数少ないことだからだ。でも、本当に多くのことを学んでいる。
ついつい損得勘定で物事を考えてしまうが、自炊をすることでそれだけではないよ、と思えてくる。
肉じゃががコロッケに生まれ変わったのだ。それだけで私は少しワクワクする。何故なら、私が生まれ変わらせたからだ。

自炊は結果もそれなりに出る。お腹が満たされるし、好きに味付けができる。これはお店ではできないことだ。

自炊はめんどくさい。
めんどくさいけど、何でも許される。
だから、私は今日も自炊を続ける。

結構上手くできたんじゃない?

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