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「生理」を教えてくれた先生

生理のことは誰から教えてもらいましたか。

お母さん、学校の先生、という人が多いかもしれません。

私は「わんちゃん」からでした。
実家で飼っていた、かわいいかわいいわんちゃんの女の子です。

私が小学生の頃、わんちゃんのお股から、血が流れていました。
私はびっくりして、母に言いました。
「わんちゃんが、ケガしてる」

すると母は
「これは…うーん」
と、ちょっと考え始めました。
そういう反応をされると、こちらも困りました。

そして言いました。
「これはね、生理といって、女の子が大人になると起こることなの
だから、ケガとか、病気じゃないよ」

私はその時、初めて生理というものを知りました。
それから、私もいつかは生理がくるのだと意識するようになりました。
学校でも保健の授業で生理について学びましたが、わんちゃんのお陰であまりびっくりしませんでした。
女の子は月に一度、誰でも起こることなのだと、わんちゃんが先生になって教えてくれたのです。

私はわんちゃんがいたから、生理を「誰でも起こる現象」として捉えられましたが、わんちゃんがいなかったらもう少し重く考えていたかもしれません。
大人になるうちに受け入れられたとは思いますが、意外と初めて生理について知ると、ショッキングなことも多いです。そもそも考えられないですし。
だから、身を持って教えてくれたわんちゃんにはとても感謝をしています。

私だったら、子供たちになんて教えるかな、なんてたまに考えます。
「誰でもあることだよ」
「おかしいことじゃないよ」
と伝えたいですが、上手く伝えられるか、不安です。

やはりペットとして飼われているわんちゃんの存在は偉大だったな、と感じます。

皆さんはどうやって生理について知りましたか?
よければ教えてください!

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