美しくなくていいよ

美しくなくてもいいさ僕らはさ、だって僕らは人間だもの 

この短歌は、個人的に1番想いを込めている短歌だ。
人間は美しくなければならない、という固定観念をぶち壊したかった。美しくなければ愛されない?そんなことはない。美しくなくても、いや、美しくないからこそ、人間は人間なのだろう。
人を妬み、羨み、蔑んだり。これらは負の感情に思えるかもしれない。これらの感情を持つ自分を否定してしまうかもしれない。だがそれは違う。これらの感情を持つからあなたがいるんだよ、あなたはあなたでしかない、ほかの何者にもなれない、願っても願っても、たとえ真似たとしても、結局はあなたなんだ。
だから、不完全な自分を責めないで欲しい。人間は、不完全を補い合って生きている。だって、全員が完全な人間なら画一的でつまらない世界になっているはずだ。嫌だろう?そんな世界。少なくとも僕は嫌である。人それぞれ、個性を認め合い、羨み、吸収して、自己を作り上げていく。あなたの代わりはどこにもいない。誰にもなれない。そうやって、人類が歴史を積み重ねてきたんだ。
負の感情に対して嫌悪感が生まれてしまうのは本能的な部分もあるが、これを頭の片隅に置いておいて欲しい。

美しくなくてもいいよ、だって人間だから、生まれ持った個性、性格、感性を大事にしてね

ここまで読んでくださってありがとうございました。


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