転職活動記④

第3回からの続きとして目標のサッカー業界で働くために音楽業界に入り、
その後3社目に転職するまでの流れを説明したいと思う。

・サッカー業界で働くための修行

無事に音楽業界に入れたとはいえ、社会人経験1年未満かつ音楽業界も未経験。
最初は戸惑うことばかりだったけど、
やるべきことは”わからないことはどんどん聞いていく”。
これに限る。
時には同じことを聞いたりして叱咤されることもあった。
入社して3ヶ月目でアリーナクラスの現場にアシスタントとしてついたり、
1人でツアーを担当したり戸惑うことも多くあったけど、
目標を達成するためにひたすら働く。

毎週末ライブがあるから土日休みではないし、生活習慣も180度変わった。
半年が過ぎる頃にはある程度認められて、自分ひとりで担当を持ってツアーを周り、全国各地を飛び回った。
スポーツと音楽業界で共通することはファンがいてこそ成り立つもので、
それに触れることができたのは大きな経験となった。

・サッカー業界への挑戦

そこで約2年半が経過し、サッカー業界に就職するためにセミナーを受けたり、
転職サイトに登録して情報収集を始めた。
一言にサッカー業界といってもメーカーやチーム、試合会場を管理するイベント制作会社、雑誌やテレビ、インターネットなどメディア関連など多岐に渡る。

その中で自分が音楽業界から転職するために可能な職種はやはりサッカークラブのグッズに関することだろうと思いつつ、どんな可能性が落ちているかわからなかったので、まずはJリーグクラブへ履歴書を送ることから始めた。
最初は関東クラブから履歴書を送り、全国へ広げようと思っていた矢先に、最初に履歴書を送ったクラブから連絡が来た!
Jリーグの中でも知名度、人気はトップクラスのクラブだった。

面接を受けたらとんとん拍子に採用が進み、無事就職することができた。
念願叶ってのサッカー関連の業務に就くことはできたけど、理想と現実は違った。
約2年ほど勤め、退職することになったけど、目標として掲げたサッカー業界で働くことはできたし、実際に働いてみて現実を見て、サッカー業界、特にサッカークラブで働くことは今後はないかなと感じる出来事も経験した。

サッカークラブでどんなことがあったのか詳細はまた次回に記載したいと思います。

★本日のオススメの1作
+DESIGNING VOLUME 54 (マイナビムック)

こちらはフォトショの基礎テクニックからちょっとした小技まで掲載されていてとても参考になる一冊でした。
デザイナーを目指している人、未経験からなりたての人はぜひ読んでみてください!

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