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低スペック人間のための社会的装備に関するまとめ第1章

1.なぜ人間は不平等なのか?

 なぜ人間は不平等なのか?この問いに関して、著者はいつも思い続けてきた、本書では、それらについて思い当たることをまとめて、その解消手段について考察するためのものである。まず、人間は皆平等だという事について、あの福沢諭吉先生が、このように述べています。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。」これは本当にそうでしょうか?私は、人間は生まれながらに不平等であり、その不平等を埋めるために、理論武装をし社会的な装備品を身につけることで、低スペックな人間もようやく平等に扱われるものだと考えており、つまり、不平等な立場の人間は、知恵や知識を習得していかなければ、生まれながらに優遇を受けている側の人間とはいつまでも平等にならないのである。

 では、どのようにその低スペックな人間でも優遇を受けることができるのだろうか?それについては、過去にSNS分身力などでも書いているが、ある程度自分にレバレッジをかけなければならないという事になる。たとえば、貴方が欲しいと思っている友人、見た目の美しさ、身長、異性からの好感などは、お店に売っていないということが、おわかりいただけるだろうか?つまり、それらは自分で勝ち取るしかないという事である。これらは、学校では教えてくれないし、その辺の書籍も教えてくれないだろう。そこで、本書は、無いなら作ってしまえという考えのもとにシリーズとして、書き始めた。今後は、その優遇をどのように装備していくかについて書いていくことになる。

2.苦難ばかりが多いと考えていないか?

 その前に、まずは自分自身を見つめていただきたい。これを読んでいる読者や、筆者である私は、果たして、先ほどから言うように不平等な扱いを受け苦難ばかりが多いと考えていないだろうか?私は、まだ優遇されている方であるという事をまずは、知っておく必要がある。まず、この本を読んでいる時点で、目が見えているだろう。耳も聞こえるだろうし、腕も動かせるだろう。まずこの時点で、ある程度の基本的な装備はできていると考えていただきたい。そこで、何が足りないのかを一つ一つ検証していく事が重要になる。

 まずは、お金があるか?、自由な時間は?、人間関係はあるのか?衣食住はしっかりしているか?心身の健康は保てる状態か?自分が選択して行動することができるか?その他さまざまあるが、これらが揃っているという事は、ある程度のスペックは整っているはずであるが、ここで述べたようなことが満足にいかないという人がいる。そのような問題を一つ一つ解消していくのが本書の目指すところである。またそれらを行う事で、本書の目指す平等な状態にすることができるだろう。たとえば、格闘技でもそうだが、レスリングやボクシングなどは基本的に身体能力の優れている人間が有利なものばかりだろう。これに対し、空手などは、誰でもできる手法で強くなろうという考え方がある。少しづつ着実に強くなるまさに複利と同じ手法であり、本書では、この複利を用いてリア充に勝る力を手に入れようということになる。

3.自分が低スぺで無能であることを自覚する

 私たちの住むこの、現代社会には様々な人間がいる。たとえば、友達の多い人間、顔が良い人間、背の高い人間、異性からモテモテの人間、所帯を持ち幸せな生活を送っている人間のように、平凡だが至って幸福な生活を送っている人々もいる。さらに、優秀な人間、運のよい人間、家柄の良い人間、外交的な人間、成功している人間、出世をしている人間、有名になった人間など成功例も様々である。

 しかし、本書を読んでいる読者の方々はどうだろうか?見つめなおしていただきたい。先ほど挙げた例とは対照的に、友達が少ない、顔が悪い、背が低い、異性からモテない、異性から相手にされないのでいずれは孤独死、持病を持っている、無能である、運が悪い、家柄が悪い、内向的である、いつも失敗する、損をしてばかりいる、出世の機会が全くない、誰からも相手にされない、などなど正反対の人間も必ずいるはずである。

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