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わたしにとっての最高の贅沢



わたしが勤める会社では
ES制度として
年に1度、七連休が取れたり
それとは別で
年に1度、六連休が取れたりする。
※六連休は、二つに分けて
三連休、三連休にできたりする。


新年度に変わるとすぐにわたしは
休暇カレンダーに希望月を記入する。
七連休はだいたい10月。
(1年目の頃から10月に決めてる。何となく。)
三連休は9月と…どこかに。

そういう特別休暇は自分のためではなく
誰かのために使い、
誕生月には三連休を今まで入れてこなかったが…

それを見兼ねた上司が
”たまには自分を甘やかしてもいいんじゃない?”と、
優しい配慮を頂き
お言葉に甘えて
自分の誕生日に合わせて
2月21日〜23日お休みを頂いた。


24歳になる年。
せっかく気遣っていただいて
誕生日に合わせてお休み頂けたんだ。

ずっと家で過ごすのではなく
たまには、いつもと違うように過ごしたい。

そう思い、計画した

”誕生日は自分自身をしっかりお祝いしよう”作戦


休暇1日目の2023年2月21日は

お気に入りのレストランへ行った。


そこは、ひっそりと佇む洋食店



【レストラン ホープ】 熊本県熊本市東区
この日のドレスコードは
ブラックで統一。古着コーデ。



ここは、以前訪れたことのある場所。

姉が家族を誘い、連れていってくれた。

初めてこの場所へ来た時に
お店の雰囲気と
美味しい料理に感動した。

訪れるにはなかなか交通手段がなく…
全然伺うことが出来なかったのだが、
特別な日は
ここの料理を頂きたいと思い
久しぶりに訪れた。



こちらのお店の名物メニューは
〖タンシチュー〗なのですが…

わたしも、今回こそは
その料理を頂くつもりだったけれど…

以前食べた、【ビーフシチュー】の美味しさが忘れられず…。


結局、恋しかった【ビーフシチュー】をチョイス。
念願の場所にやっと来れて
美味しそうな料理を目の前にし、うきうきなわたし



お肉がほろほろ。
それに加え、
深みあるソースの味わい。
普段滅多に食べることが出来ないから…
物凄く食べてて幸せになる。



ここで終わらない。

昔ながらの洋食店なので…
食後のデザートも忘れない。

固めのプリン。わたしのお気に入り。
こりゃまたはしゃぐはしゃぐ。


プリンって、なんでこんなに美味しいんだろう。
固めなら尚更。
添えてあるさくらんぼも愛らしさ増し増し。





喫茶店も洋食店も
訪れる度に
なんでこんなに
心が落ち着くのだろうか。

頂けるメニューたちは
すべてきらきら輝いていて
わたしの心をときめかせる。

ナポリタンもクリームソーダも
ビーフシチューも固めのプリンも、
食べようと思えば
昔からあるお店でなくても
食べることは出来るのだけど
わたしはどうしても
長い歴史のあるお店に惹かれてしまう。

なんというか
温もりがあるというか
チェーン店では表現出来ない味が
そこにはあるというか。

だから今は
レトロ文化が流行しているのだろうか。


でもわたしは
単なる流行に乗っているわけではない。

1店舗1店舗…歴史があり
昔から今に至るまで
長く長く愛され親しまれるお店に惹かれるのだ。

さらには、そこには
オリジナリティーのある空間や料理がある。
まるで、美術館の中にいるような
広い広い世界に飛び込んだかのような気分になれる。

わたしが座るこの椅子も
私が生まれる前とか
何年も前から
今まで何人もの人が
各々が自分の好きなように過ごすため腰掛けていたのだろう。
ここからの景色も
数多くの人が見てきたのだろう。

そんな気持ちになるのがとても楽しくて
旅に出ているような気分になれるんだ。
すごく心地いい。


そんな贅沢な気持ちを
誕生日前日に味わうことが出来て
幸せだった。


でも、年に一度ではなく
また何回も通いたい。


また行こう。
次はタンシチューを食べよう。
食後には固めのプリンも、勿論頂こう。





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