「お前の人生だ、お前が決めろ」ドラゴン桜を観て思ったこと
都内一偏差値が低い龍山高校。元暴走族の弁護士:桜木は自分の夢、虎ノ門に事務所を立てることを叶えるため、龍山高校から東大生を輩出することを思いつく。
自分たちが馬鹿だと思ってしまっている若者。
できないのが当然で、できるようになりたいとも思わない若者。
努力しても何も変わらないと思っている若者
そんな高校生たちは、桜木の言葉に乗せられ、努力を重ね、東大合格を目指す。
暗くて、地味で、単調なイメージを持っていた受験をこんなに熱く描けるのがすごい。
友情・努力・勝利大好き。もはやジャンプ。
超ざっくり物語で言っていることをまとめると
「夢を叶えたければ余計なことを考えるな。ごちゃごちゃ言い訳するな。目標に向かって全力で努力しろ。」
これだけ。
僕も10年ほど前に受験をやりました。
浪人して、一日中勉強して、時に現役で大学行っている奴に、時に同じ予備校生から馬鹿にされながら勉強しましたよ。
このドラマを見ていると、もちろんその日々が浮かぶ。
やり場のないエネルギーや、鬱憤がたまって、それを発散する場所もなく、浪人生という自分のレッテルに縛られて、何も考えずにとりあえず勉強していた日々を思い出す。
でも、あれから10年たって社会人になった自分、たいして変わってないかもな。
仕事や生活に不満を持って、ここをこうしたい、変えたいって思って、でも変えた後上手くいく自信はなくて。結局なあなあで過ごしちゃうのかなって、楽だけどそんな自分にがっかりして。なんとなく物足りないな、楽しくないな、もっと本気で過ごしたいなって思いながら、でもこれもこれで幸せなのかななんて自分を無理やり納得させたりして。
こんな生活もうやめたい。
もっと全力で、本気で夢をかなえる人生にしていきたい。
本気で取り組んで、思いっきり喜んだり悔しがったりする人生を送りたい。
本気で楽しんで悲しんで、感情が揺さぶられる経験をしたい。
オレはできるオレはできるオレならできるぜーったいできる!
今の職場だって。
社会人になって最初の職場で周りの人が自分に抱いていたイメージと、全然違う印象を持たれているんじゃないか?
しかもそれは、自分で意図的に作りに行って成功したものなんじゃないか?
一番苦手だと思っていた周囲とのコミュニケーションが、心がけ一つで、周囲の人からは得意だと思われているんじゃないか?
変われるんだ。
変えられるんだよ。
でも、これで安心するわけにはいかない。オレは今いる環境に適応して、そこで決められた仕事をこなして満足できる人間じゃない。
周りの目なんか気にせずに、自分の心が望むことをかなえていく人生にしたい。
そのためにはどうするべきか。
結果を出したい。
自分ができることを証明したい。
何のスキルもない、リーダーシップもない、自分の頭で考える力もない、コミュニケーション力もない、自分のことをそんな風に思ってしまっている自分に勝ちたい。
こんなことして何になるんだろうって考えて、すべて投げ出してきた自分に勝ちたい。
周りの目は気にせず、自分が信じる道を突き進む。
そうして、いつか同じように頑張れる仲間が欲しい。
目標に向かって一緒に本気で頑張って、達成できた時本気で喜べて、達成できなかった時本気で悔しがれるような仲間が欲しい!
早くも選ぶ部署違ったなとか、もっとやる気にあふれている場所に行きたいとか思っていたけど。
やりたいことがあって、結局それがバリバリできる部署じゃない課に来たのも正解。
これからの本流である部署に行かず、今の課に来たのも正解。
全部正解。
自分の残り少ない人生のなかで、この一年を下積みにするというか、リハビリ的に過ごすなんて考えられない。全部正解にしていく。
この一年を正解にする。
本気で。
まずは課で自分の力を磨く。
組織をコントロールし、自分が正しいと思う方向に巻き込んでいく。
その上で、目標を達成する。
負けねえ。
結論:最高のドラマでした。
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