脳を使いこなせば、人生が変わる

「あ、人生変えられるかも。」

読んだ瞬間にそう感じました。

結果を出すために大切なことって、何だと思いますか。

単純な答えですが、やはり「努力できること」ではないでしょうか。

好きなことをすること、才能があること、人に恵まれること。

挙げ出したらきりがないですが、努力が不要という人は、まずいないと思います。


じゃあ、努力ってなんでしょう?

「努力=時間×密度」

に分解できます。

どのぐらい時間をかけたか。そして、どれくらい力を注いだか。

この式の、「密度を上げる方法」が載っているのが今回の書籍です。

究極脳の作り方(生塩研一)


この本は、脳の仕組みの説明とともに、

効率化を図る方法、集中力を上げる方法、やる気を出す方法、誘惑に勝つ方法

などなど、我々の脳をコントロールする方法と、その科学的根拠が載っています。

脳の力を最大限に引き出して使いこなせれば、目の前のことにより真剣に向き合い、人よりも多くのことがこなせるようになる。
すなわち、努力の密度が上がるはず


今回は、この本の中から3つ、具体的なノウハウを紹介します。


(1)スマホを目の届かない場所に置く

これは、集中力を上げるために是非とも取り組んでもらいたい行為です。

用が無くても、ついスマホを見てしまう。スマホを触っている間に、気付いたら時間が経っている。そんな方は実践してみて下さい。

研究では、スマホの存在そのものが、私たちの集中を邪魔していることがわかっています。

机の上よりポケットの中、ポケットの中よりバッグの中、バッグの中より隣の部屋。

気になるものを遠ざけて、自分が集中しやすい環境を作ることを心がけましょう。


(2)ルーチン化

さあやるぞ!と気合いを入れたい。スイッチを切り替えたい。そんなときはルーチン化です。

ルーチンと言えば、スポーツ選手がよくやっていることで知られています。イチローがバッターボックスでやる動きが、有名ですよね。

決まった動き・ポーズと、そのあとに行う行為を、脳の中で紐づけることができれば、動き・ポーズをしたとき、その後の行為のスイッチが入ります。

仕事の服を着る、通勤で特定の道を通る、化粧をする等々。何でもいいのです。

いつもやっている行為をルーチンとして意識するだけで、やる気スイッチに早変わりです。


(3)目的・意義の再確認

これは先延ばしを抑え、やるべきことをできるようになる方法です。

テスト前になぜか机の上を掃除したくなる。やらなければいけないことを先延ばしして、目をそむけてしまう。そういうことってありますよね。

そんな時は、本当にやらなくてはいけないことの目的・意義を考えるのです。

何故テスト勉強をしているのか。テスト勉強をすると、長い目で見たときにどんな良いことがあるのか。テスト勉強をすることと、机の掃除をするのでは、どちらが自分のためになるのか。

冷静に見つめなおすことで、自分がやらなければならないことを認識することができ、取り組むことができるようになります。



まとめです。

人が成功するために、努力は必要不可欠。

努力の密度を上げる方法が載っているのが、「究極脳の作り方」。

(1)スマホを目の届かないところに置く

(2)ルーチン化

(3)目的・意義の再確認

まずはこの3つに取り組んでみてください。


自分の脳をコントロールして、濃い努力をしていきましょう!

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,460件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?