見出し画像

採用広報は「やった方がいいこと」ではなく、Mustだと思う3つの理由。

こんにちは!テラッシーです!

この数年で、「採用広報」という言葉が当たり前に使われるようになってきました。ただ立ち位置としては、「やったほうがいいこと」として置かれていることが多いと感じています。

わたしは、CASTER BIZ recruitingの副部長として事業・組織づくりに奮闘しつつ、採用広報サービスの責任者も務めているのですが、採用広報はどんな企業さんにも必要だと感じています。

今回はその理由をまとめてみたいと思います!


【理由1】転職顕在層へのアプローチの限界

多くの場合、採用活動をスタートすると、まず求人媒体への掲載やダイレクトリクルーティング(スカウトメール送付)によって自己応募を募ると思います。

これは転職顕在層へのアプローチとしてとても有効だと思います。

ただ、どんなに有力な求人媒体であっても毎日、大量の新規登録者がいるわけではありませんので、データベースは半年ほどかけて徐々に枯渇していきます。

特に、ダイレクトリクルーティングの先細りは顕著です。
なぜなら、スカウト送付対象者が少なくなると、たとえスカウト返信率は同水準であっても返信数がどんどん少なくなるからです。

逆に、採用広報に長期で取り組むと、自然応募の増加に繋げることが可能です。(詳しくは理由3にてお話します)

そのため、顕在層へのアプローチは半年ほどで頭打ちになることを視野に入れ、中長期施策である採用広報との両立を戦略的に進める

それが、媒体に依存せず自社の採用力を高めることに繋がると考えています。

これは余談なのですが、飯髙さんの「僕らはSNSでモノを買う」の中で、下記のような図が出てきていました。採用はマーケティングだと言われることもありますが、ホントに同じ考え方だなとすごくストンと落ちました。

iOS の画像

出典: 飯髙 悠太『僕らはSNSでモノを買う』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2019年)


【理由2】初回面談からの採用決定率は、自己応募の方が高い

これは、CASTER BIZ recruitingが累計200社以上の採用支援をさせていただいた結果をもとに分析したものです。

初回面談以降の採用決定率は、

・スカウト経由 6.5%
・自己応募経由 9.9%

となっています。

実は、スカウト経由の方は初回面談で75%が離脱していたのです。一方で、自己応募経由の方は、自ら応募してくださっているため応募時点で選考に進みたい意向があることが多く、離脱が少なくなっていました。

このような自己応募を募っていくことは、単に求人媒体で求人を出すだけでは叶いません。候補者から見つけてもらえるような採用広報応募の後押しとなる採用広報が必要なのです。


【理由3】実際にやってみて出た効果を知っている

約3年で複数企業の採用広報に携わらせていただきました。

その中で実感しているのは、
・採用活動とうまく連動させることで相乗効果が出せる
・長期的に取り組むことでジワジワ効いてくる

 (応募数、媒体のランキング、候補者や既存社員の反応)
ということです。

具体的に、2社の事例をご紹介したいと思います。

▼A社
・約1年前と比べて、自己応募数が270%増(下記図参照)
・Wantedlyフォロワー数も増加、企業ランキングも30位以内連続ランクイン
・スカウト文への添付、面接前の候補者やエージェントへの送付などで活用
・「記事を読んで●●さんに会いたくて、応募しました!」という候補者も

画像1


▼B社
・社員5名以下の企業さんで、どんな会社でどんな人が働いているのかの情報がほとんど分からない状況。自己応募もスカウト返信もほぼなかった
・採用広報の必要性をお伝えし、一緒に取り組ませていただくことに
・そこから流れが変わり、スカウト返信が来るようになり、自己応募も増加
・結果、スカウト経由で内定承諾。入社まで実現


さいごに

以上の3つが、わたしが採用広報をWantではなく、Mustだと考える理由でした。

これはオマケなのですが、CASTER BIZ recruitingぐんぐん採用ができるようになるnote(フォローいただくと採用関連の情報が届きます^^)で情報発信をしており、Twitterをやっているメンバーも複数いる状況。

そしてなんと、自社に応募くださるほとんどがnoteやTwitterを見てくれているのです。

わたし自身もTwitter経由で採用させてもらった方もおり、情報発信・コンテンツ作りの重要性を身をもって感じているからこそ、自社らしい採用広報・情報発信ができる企業さんが増えていく一助になりたいなと思っています


▼採用活動や採用広報についてお困りごとがありましたら、無料の相談会を開催しておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください^ー^

CASTER BIZ recruitingのサービス内容について、詳しく知りたい!という方は資料ダウンロード からお願いします。

Twitterもやっています!

最後までご覧くださりありがとうございましたー!

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?