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2人目にして初めての産休・育休。3つの得たもの

1年前は「オギャ―!」しか言わなかったベビーが、もうトコトコ歩き回って悪さをするようになり、先日初めての誕生日には大胆にケーキを掴み食べしていた。

そう、たっぷりあると思っていた産休・育休が間もなく終わる。

産休から数えると実に1年2ヵ月。社会人生活10年以上だが、こんなに長く仕事から離れたのは初めて。でも振り返ると一瞬だった

わたし自身の心の整理として、「産休・育休中にやったこと」「わたしが得た3つのこと」をつづってみようと思います。

産休・育休中にやったこと

あれもやりたい、これもやりたいと、どんどんやりたいことは増えてくる性分。調子に乗って手を広げすぎると、夜泣きで寝不足なのに無理して体調崩したり…いかんいかんと、やりたいことリストから「やらないこと」「諦めること」を決めて削除。でも徐々にまた増えていって、何度ダウンして反省したことか。

一生のうちに1年丸々休める貴重な期間。せっかならと欲張ったつもりだけど、もっと他の時間の使い方もあったのかなと思ったりもします。
正解はないのだと思うけど、備忘録として残してみます。あまり重要ではないのでふ~んとスクロールしてくださいませm

生まれたての息子のこと
- 日々のお世話全般(1日10回を超えることもあるおむつ交換、沐浴、夜泣きだっこ、ユラユラ、あやしたり遊んだり)
- 授乳10ヵ月まで
- 離乳食5ヵ月から。11ヵ月には3食+おやつ2回
- 予防接種できるものはすべて
- 入園のための見学や申請など全部
- 二人で児童館に遊びに

お祝い
- お宮参り、名付け祝い
- 毎月生まれた日に撮影(お昼寝アートは3ヶ月で修了w)
- ハロウィン、Xmasに撮影
- 初節句 五月人形、袴で撮影
- ハーフバースデー
- 1歳 一升餅ふみ背負い、ケーキ手づかみ食べ、プレゼント
- それぞれの内祝い

家のこと
- 引っ越し荷造り
- 引っ越し後の整理整頓
- 住所変更など手続きたくさん
- 毎日の家事、きれいに保つ
- 故障の依頼や対応(網戸、トイレ、洗面台)
- 引き落とし口座の整理(クレジット、習い事、保育料など)
- 保険の見直し、不要なもの解約、適したものに乗り換え(途中)
- 子ども2人の新たな銀行口座、証券口座開設。ジュニアNISA運用

5歳娘のこと
- 転園申請、打ち合わせ、転園準備などたくさん
- 2022年1月~10月までダンス習わせてあげれた、+1時間遊んで帰るw
- 英語 自宅での映像レッスン視聴週2回&色塗り、ホームワーク 促し
- チャレンジタッチの導入問い合わせ~申し込み
- こどもチャレンジの親が対応必要なこと
- 子どもが使えるスマホで、こどもちゃれんじのアニメ・英語映像レッスンなど見れるように。利用時間制限の設定
- 2020年4月からスイミング。欠席&振替の予約、振替の送迎
- ランドセルリサーチ、展示会予約、展示会、注文
- 保育園 保護者会主催の夏祭りの当日運営
- 祖父母宅に一人でお泊り 3日

自分のこと
- 出産前にインタビューライティング副業少し
- ITパスポート資格取得
- 英語勉強(途中まで)
- 体重戻す
- 定期歯科検診
- 運動習慣(毎日の散歩、オンラインヨガ)
- 美容関連のあれこれ
- 仕事復帰のための準備
- 2022年は9月までに6回帰省、友達招待
- 犬預かりサービスの登録審査クリア、預かり

家族での思い出
- マタニティフォト
- 妹結婚式、旦那さんのお兄さんと連絡取り合い二次会クイズ・景品準備
- いちご狩り、筑紫野でアウトドア
- 3月にハウステンボス旅行
- デイキャン冬3回
- 母の還暦旅行
- 家プール10回くらい!
- 夫同僚家族を招待
- デイキャン川遊び、デイキャン海遊び
- 野外シアター
- 夜の動物園イベント
- 3年ぶりの名物祭

わたしが得た3つのこと

【1】心置きなく子どもと向き合えた

これまでは時間的な制約がある中で家事育児をやっていた。それが当たり前だったので、育休中でもクセでババっと物事を片付けてしまったりしたほど。

でも段取りよくとか目的とか考えずにゆっくりした時間そのものを楽しむって、とても贅沢。

いつもセカセカと歩いてきたが勇気を出して足を止める期間を作ってよかったなと思う。かけがえのない時間を過ごせたと思う。

ハーフバースデーはMILKまん。

【2】5歳娘への償い

5歳上の娘を産んだ時はフリーランスだったので産後2ヵ月後には仕事をしていた。家で仕事しながらみていたり外出の仕事のときは一時預かりしてもらったり。保育園に行くようになっても、もうちょっとで仕事終わるから…!とテレビを見せて待たせていることが多々あった。

そのためずっと、淋しい思いをさせていないかなという後ろめたさがあったので、この育休中に娘にもできるだけ時間を使いたいと考えていた。

平日昼間にしかできない習い事をさせてあげられたり、たまーには保育園を休ませてお弁当作って公園に出かけたり、おうちプールをたくさん開催したり。何気ないことだけどちょっとは償いができたかなと思う。

出産後やっと外出できるようになり、娘の保育園行事へ。

【3】どんな人生にしたいのか考えられた

よく人生をコップに例えて「大きな石から入れていきなさい」と言われるが、その整理ができた。目の前のことに没頭してしまいがちなので、自分が向かいたい方向性や大切にしたいことに向き合わずに時が過ぎていたのだ。

わたしの大きな石たちはこんな感じ。

▼子どもたち
子どもが小学校くらいまでの親が大きく関わる必要がある期間は、飽きるくらい子育てを楽しんで、子どもが親を求めない年齢になったら「あーやりきった!だから全然淋しくない!」と心から言いたい

今は過去を振り返るだけで涙腺がゆるんで泣いてしまうし、もっとこうしてあげればよかった…と思うこともある。子育て全盛期の今は毎日が慌ただしいし、発狂しそうになることだってある(笑)。でもそれを思い出作りだと思い、見るからに波乱の海にも楽しんで繰り出したいと思った。

▼仕事
仕事は変わらず自分の出せる力を出しきっていきたい。自分より頭の良い人や仕事ができる人はたくさんいるので、コーチング型のリーダーを目指したい。
忙しい中でも思いやりとユーモアは忘れずに、楽しくはたらく。

▼家族
両親・義両親、きょうだい、祖父母たち。そしてパートナーである夫との関係が良いとなおさらいい。家族時間もより楽しくなるし、支え合えると強いと思う。

▼友達
わたしは趣味を聞かれると「同窓会の幹事」と堂々と答えるほど仲間が好き。いつまでも繋がり続けられる関係でいたい。

▼+αのコミュニティ
最後に、育休を通じて最近思うのは「+αのコミュニティに属したい」ということ。

例えば、娘の習い事の幼稚園ママ達とのコミュニティは、保育園にしか通わせたことがないわたしには新鮮だった(保育園は4つ経験しているが)。とても温かくて「あ、そんな声かけできるなんて素敵だな」とか「情報交換がうますぎてすごい…」と学びや刺激もあった。
よく散歩で会う犬友の上品なおばさま、エレベーターで会うと子どもを可愛い可愛いとでれーっと見つめて笑わせようとしてくれるおばあちゃん。
お互いに利害関係がなく、話す目的なんてない。ただ話したいから話すというとっても単純でピュアな関係。肩から力が抜ける感じで気持ち良かった。

ちゃんとやらなきゃ!とずっと力が入っていたのを育休中に接するいろんな人たちに解いてもらった感覚。これまでは時間に追われてそれらに気付かず、そそくさと自ら過ぎ去っていたのかもしれない。育休という立ち止まる期間が、これまで見えていなかった世界を見せてくれたのかな。

自分の視野を狭めないためにも、普段身を置いている場所が世の中の常識だと錯覚しないためにも、心のゆとりのためにも、何かしら+αのコミュニティに入り続けたいと思う。

最後に

総括しても、育休をとってよかった。
ただ1点お願いできるとしたら、男性にも育休をとってほしい。

やはり育休中は、休んでる、楽でしょと思われているんだなと感じる場面があった。でも実際はどうだろう?生まれて間もない我が子の専任保育士として昼夜問わず動くし、加えて家事全般、きょうだいがいる場合はその育児までを担っていることも珍しくないのではないだろうか。

パートナーだけでなく社会全体にそのことを本当の意味で理解してもらえるだけでもっと過ごしやすい、生きやすいのではないかなと感じた。



さて、仕事復帰が数日後に迫り、これからが勝負。

仕事はしっかりやりたい。けど2つの保育園への迎えやその後のママとしてのタスクを考えると、毎日がお尻カッチンだ。残業してここまでやってしまいたい!が通用しない分、時間内で成果を出さないといけないというプレッシャーは大きい。

鈍っている脳みそをリハビリしながらやるのみ。ファイッッッ!!

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