結婚について考える②

そこから、私も結婚を!と心に決め、準備を勝手にし始めるようになりました。

彼の就活も、資格を取る等ようやく具体的なところに行き始めた頃には、私の仕事も面白くなって来て、徐々に社畜になり始めることとなりました。

営業関係の仕事もあり、結果を求め、苦手なコミュニケーションを沢山取る、飲み会に参加する等、本当に頑張っていたと思います。「結婚したい!」という気持ちと「長すぎる春…」と言った言葉もこの頃から過るようになったかな。正直、食事のお誘いなどもありましたが、お断りすることが徐々にしんどくなってしまうこともあったのです。不思議な話で、結婚したいお相手がいるのに、「これ、どうしたらええねん」みたいな迷いが生まれるんですね。そんなこと思いつつも、「彼と結婚したい」という気持ちは強くあったように思います。

そんな中で、私は、営業の(出来るようになる)後輩男性と出会います。彼は2個下で、毎日のLINE等も非常にマメで、仕事仲間の集まり後には欠かさずLINEが始まり、しょーもないことから、日々の仕事の実績、こういう発見があったんだ!聞いて!という所謂オレ通信が非常に盛り上がりました。

やはり、自分の力を入れている分野について、応援をして面倒みるというスタンスは、女性的には非常に可愛く見えて特別に感じられますね。彼は頑張る若手から憎めない営業マン、更には口の上手い誠実で優秀な営業マンに成長します。

1年くらい後輩の彼を見守り、日々の報告や相談に乗っているうちに、自分の気持ちが動いていくことを感じつつ、それでもお付き合いしている彼と結婚をしたいと考えていました。

「早く!早く!」と私が思っていても、彼には彼のペースがあります。でも、彼にも徐々にバイト内で仲間が増えて、年下の仲間と関わりが増えることとなります。

もっと、お付き合いをしている彼のことを知りたい、側にいたい、と焦る気持ち、内心としては「妙齢の女性を放置で大学生との遊びを大事にするんかーーーい!!!」という盛大なツッコミを入れつつ、「結婚を願う前に、現実を、現在を一生懸命生きなければ、楽しまなければ、明るい先なんぞ見えぬ!」という謎の精神で頑張っていたのです。

そして、仕事の勉強合宿の帰り道、後輩君の「オレじゃダメ?」発言からあれよあれよと流される展開がスタートするのです。


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