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3度目の正直で、ようやくハリー・ポッターを真剣に見始めた

ハリー・ポッターは、大人気の作品だ。
全8タイトルの映画は、世界中で大ヒットを記録した。
USJには、魔法ワールドの世界観を忠実に再現したエリアがあり、2023年6月には東京・としまえん跡地にハリー・ポッターの体験型施設が誕生している。

ハリー・ポッターの映画シリーズが話題になっていたのは、私が幼稚園生〜中学生ぐらいだった頃。
金曜ロードショーか何かで放送されていた覚えがあるが、怖くてちゃんと見たことはなかった。

そうして時が過ぎ、大学1年生になった。
ちょうど、USJにハリー・ポッターのエリアが出来たばかりの時期に友達と旅行で一度訪れたが、あまり物語をよく知らず、知ったぶりをしていた記憶がある。

また、当時から付き合っていた彼(今の夫)もハリー・ポッターが大好きだった。
よく知らないまま、ハリー・ポッターのスピンオフ作品『ファンタスティックビースト』シリーズを一緒に見に行った。

社会人になってから、その彼とUSJにデートに行き、また久々にハリー・ポッターエリアを訪れた。写真はそのとき撮ったものだ。
友達と行ったときもそうだったが、この時もこの車が一体何なのかはよく分かっていなかった。


何度かハリー・ポッターを見ようとしていた時期はあった。
でも、ちょっと怖い雰囲気があって、あまり乗り気にはなれなかった。
そして、私は涙もろい。悲しい場面やハートフルな場面があるとすぐ泣く。
それが分かっているので、あんまり真剣には見ていられなかった。

しかし、夫の提案で東京のハリー・ポッターの体験型施設に行くことが決まってしまった。
つまり、ハリー・ポッター好きしかいない空間に放り込まれるということである。
USJなら「ついでに見てみようかな」という人もいただろうが、これは違う。
ハリー・ポッター好きだから、わざわざ予約して来ている人たちなのだ。

そんな中で「知りませんけど」みたいな態度を取るわけにも行かない。しかも、ツアーは3時間を超えるらしく、よく知らないまま行くにはもったいなさすぎる。
だから、これまでよりも真剣にハリー・ポッターシリーズと向き合っている。
今まで目を背けてきたが、良い作品であることは間違いない。

昨日見終わった4作品目の「炎のゴブレット」では、最後のほうのシーンで涙がポロポロ溢れて夫に笑われた。夫は映画で泣かない人なので、私の反応は面白がられてしまう。

タイムリミットは、来週の土曜日だ。それまでにあと4作品。
夫は「ファンタスティックビースト」シリーズも見ていきたいらしいが……

とにもかくにも、三度目の正直でハリー・ポッターをちゃんと見ている。
ちょっと怖いシーンは、目をつぶったりしてしまうけれど。
冒頭の青い車は空飛ぶ車で、暴れ柳の上に落ちてボロボロになったものの、ハリーとロンを巨大クモたちから守るために活躍したということも分かった。

自分一人では踏み入れることがなかった世界に、少しずつハマっている。
来週、楽しんできたいと思う。


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