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たかが人生‼️ビビったら負け‼️

ずっと出版社で働きたいと思っていた。なのに、出版社でバイトしてみようとは思わなかった。書きたいと思っていたのに、何も書いてこなかった。夢を心に留めて、気持ちだけ大きくなって、ちっとも足掻いてこなかった。

長所でも短所でもあるのだが、私は、人生の中でのサブ的な目標を達成するのが割と得意だ。例えば、引越しや、エジプトに行くために、期限中にまとまったお金を貯める、みたいな。

そんな訳で、大学4年間では、人生の本筋とは違う、けど達成すればそれなりに満足できるような目標ばかり達成させていた。半端な成功体験のせいで、「私ってまじやれば出来る〜🎶本当努力家だな〜🎶」と、少々勘違いしている節があった。

人生経験してるし、まぁ出版社行くための努力なんてしてないけど、他のエントリーしてる学生に負けるわけなくない?💦就活上手くいくでしょ、と謎の自信すらあったのだ。

就活では意気揚々と出版社にエントリーを出しまくったが、出版社から内定を貰うことは叶わなかった。結局、全く出版に関係の無い金融系の会社から内定を貰った。

あんなに出版社にこだわってたのに、いつの間にか、生活のために、普通に、その証券会社で働くつもりになっていた。

けど、あれぇ、私、株を富裕層に売る仕事、ホントにしたいんだっけ??という疑問が、日々強くなって言った。

証券会社に入っても、並行してライターをやるつもりだった。ライターで生きていける目処が立ち次第、直ぐに会社を辞める、証券営業はそれまでの繋ぎの仕事だと考えていたのだ。

あまりに甘いよなぁ。今ならわかる、そんなゆるゆるのやつは、本業(証券)も副業(ライター)もどっちも何も成せないまま終わる。

グルングルン考えて、ようやく、さっさとライターを目指そう!さっさと、バイトでもなんでもいいから出版社で働こう、そう決意できた。

安定してなきゃ、損しないようにしなきゃ。そう思ってるなら自分の理想を追いかけようとしちゃいけない。どっちも追いかけて頑張るって、多分無理なんじゃないかな。頑張った人にだけ、理想と安定のどちらもが着いてくる、っていう話であって。

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