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海外ドラマ「王室弁護士マーサ・コステロ」Season2

原題 SiLK
製作 BBC
製作年 2012
キャスト マキシン・ピーク、ルパート・ペンリー=ジョーンズ、ニール・ステューク、フランシス・バーバー、フィル・デイヴィス他
評価(10段階): ★★★★★☆☆☆☆☆

同じシューレーン事務所のクライブとの17年にもわたるライバルとしての戦いに勝ち、マーサがシルクになってのSeason2。
内容の分かりやすさも点ではSeason2から見始めても良いかもしれない。
事務所内のゴタゴタがなくなり、人間関係がかなり分かりやすくなった。
また、立場の異なる事務所以外の登場人物の出番も増えてマーサたちの置かれる状況がよりわかりやすくなった。やり手の事務弁護士のミッキーとクライブと組むジョージ。さらに訴追をメインとし、マクベス夫人と呼ばれるシルクのキャロライン。
今まで通り弁護の仕事を続けるか訴追も引き受けていくか迷うクライブ。日本のように先に弁護士か検事か決めるのとはだいぶ違うなと思った。

印象的だったのは第5話、依頼人に心を開いてもらうために身の上話をするシーンでのマーサの台詞。

I won’t feel guilty about that ever. Because guilt eats you up, and you don’t have a life. And I want my life.

大学進学を決めた矢先に認知症になった父。地元に残って欲しいという母の願いを聞き入れずに大学へ行くことを決めた。
それでも罪悪感は感じたことがない、罪の意識は人生を食い潰すから。私は自分の人生を選んだのだ、というマーサ。
彼女の芯の強さと筋の通った生きかたを象徴するよい台詞だった。

これまでの感想
王室弁護士マーサ・コステロSeason1

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