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海外ドラマ「フレミング ジェームズ・ボンドを夢見た男」若き日のイアン・フレミングを描く

原題 Fleming The Man Who Would Be Bond
製作 BBC
製作年 2014
監督 マット・ホワイトクロス
原作/脚本 ジョン・ブラウンロウ、ドン・マクファーソン
キャスト ドミニク・クーパー、ララ・パルヴァー、サミュエル・ウェスト他
評価(10段階): ★★★☆☆☆☆☆☆☆

面白そうな題材で期待していただけに残念だった。
想像以上にラブシーンが多い...
45分×4回しかないのだからロマンスとスパイとどっちを描くかもう少しはっきりさせたら良かったように思う。
フレミングは自惚れ屋で自分勝手。それでも良いのだが、どこか憎めないチャーミングなところやセクシーさが欲しい。(ドミニク・クーパーが私にハマらなかっただけかもしれないが。)
アンが共感しずらいキャラクターなだけにもっとフレミングが魅力的でないと観ていて引き込まれないと思う。
更にスパイとしての能力を評価していると上司は言うが、観ている方には伝わってこない。戦場の妙に生々しいところだけ描くのでなしに、後のミンスミート作戦に繋がる、偽の死体を利用するというアイデアを横取りされるところなどもっと丁寧に描いて欲しかった。

ちなみに登場するゴドフリーは007に登場する上司「M」のモデル。

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